出典元:tvN公式サイト
2021年3月29日(月)からMnetで放送開始の韓国バラエティ「ユンステイ(윤스테이)」のあらすじとネタバレ感想について書いています。
※第1話は、2021年1月8日(金)に韓国で放送されました(視聴率:8.210%)。
ここからネタバレになります!!
【ユンステイ】第1話のあらすじ
ユンステイ
本来、2020年の春にチェ・ウシクを加えて「ユン食堂3」をやる予定でしたが、コロナの影響で冬に延期になり、しかし冬になっても終息の兆しが見えず、海外ロケは断念せざるを得ませんでした。
そこで韓国支店では食堂ではなく、外国人向けの韓屋(ハノク)の宿泊施設を開くことになりました。
場所は、ソウルから320キロ離れた全南 求礼(クレ)です。ツキノワグマとサンシュユで有名な町のようです。
滞在期間が1年未満の外国人を対象に、予約制で1泊2食付きのプランにします。
転勤や学業で来韓し、コロナがまん延してつらい時期を過ごした方々に韓国の趣を感じてもらうべく企画しました。
名前はユンステイです。
料金は1室(2人以下)25万ウォン。1人増えるごとに10万ウォンずつ追加します。
「ユンステイ」では、ユン・ヨジョンに代わりチョン・ユミが料理長となりました。
パク・ソジュンが副料理長です。
厨房はこの2人にほぼ任せて、ヨジョンさんは受付や接客をしながら社員たちを統括します。
経営管理とドリンク作りは「ユン食堂」に続き、イ・ソジンが担当します。「ユンステイ」からは部屋割りを決めるのとデザート作りもするようです。
新入社員のチェ・ウシクは送迎係兼配膳係でベルボーイでもあります。彼はカナダ国籍なので英語が堪能です。
敷地内の紹介
出典元:Mnet
最寄り駅の求礼口(クレグ)駅から韓屋までは車で15分ほどです。
石垣に囲まれた広大な敷地内に7棟の韓屋があります。
入り口の門のそばには樹齢数百年の柿の木が立っており、複数の灯籠がつるされています。夕方になるとオレンジ色に染まって、夜を優しく照らす予定。
門を抜けると左手に管理棟(受付と厨房)があり、軒下に熟柿がつるされています。
右手には、社員用の宿泊棟があります。
さらに奥へ進むと、2棟のダイニングルームが佇んでいます。夕食・朝食時間には、管理棟の厨房で作った料理をこのダイニングルームへ運びます。
ダイニングルームは個室になっており、“梅 蘭 菊 竹”とそれぞれに名前が付いています。
竹林で囲まれた石段を上っていくと、途中、一番近い宿泊客用の韓屋“美”に到着します。建物の縁に広い板の間があり、居間と寝室がひとつずつあります。4人家族が泊まれる広さです。

美しい部屋ですからケンカしないでね
竹林の石段を上りきると、広大な芝生(高台)が現れます。
芝生の中央には、ビニルフィルムで外壁を被覆した休憩ラウンジ“椿”があります。薪ストーブが設置されており、缶ビール(3000ウォン)やお菓子(無料)が置いてあります。
また、“椿”にある薪ストーブでサツマイモを焼くこともできます。
正面に進むと門があり、中へ入ると2棟目の宿泊客用の韓屋“善”があります。建物の縁に2箇所の板の間があり、寝室は2つ。

善良に振る舞うように
門を出て、石畳に沿って歩いていくと、最後の宿泊客用の韓屋“真”が見えます。左右対称の造りで最も規模が大きく、一度に2組が泊まれます。向かって左側の部屋が1号室で、右側が2号室。

“真”なので ここでは真実だけを言うように
韓屋は伝統家屋(築200年余り)なので隙間風が入りやすいです。床暖房のオンドルで室内を暖めていますが、寝る時は顔が冷えるようです。
部屋の戸締りは昔ながらの錠前でします。
“真”の裏手には人造湖があり散策路となっています。
宮廷料理
出典元:Mnet
「ユンステイ」では主に宮廷料理を振る舞うようです。メニュー開発はシェフ オム・テチョルがしました。
コース料理形式で、アペタイザー(プガク&豆腐ソース)、メイン料理(トッカルビorトッポギorタッカンジョン)、ごはんとフユアオイのスープ、サービス料理(チヂミ、カキフライ)、甘いデザートまで〜
※ユンステイではEDELKOCHENの鍋やフライパンが使われており、パク・ソジュンがイメージキャラクターを勤めています。
※食器は、CJオーショッピングのテーブルウェアブランドOdenseのものが使われています。
特製トッカルビ
出典元:Mnet
メイン料理のトッカルビは、“王様が好んで食した料理”と言われています。「ユンステイ」の特製トッカルビには、隠し味として求礼(クレ)の特産品である栗が中に入っています。
作り方
1.
食感をよくするために、牛カルビの骨を切り離して脂を取り除き、包丁で細かく刻む。
※肉を軽く凍らせると刻みやすくなります(第5話)。
2.
ボウルに、刻んだ肉とマザーソースを入れてこねる。ラップをして冷蔵庫で寝かせる。
3.
栗を1時間蒸し(20分おきに水を足す)、火を止めて5分蒸らす。
4.
半分に切り、温かいうちにスプーンでかき出す。裏ごしして、オリゴ糖とシナモンパウダー少量を加えてこねる。
5.
4の栗(20g)を手に取り、円柱型に成形する。※これを栗卵(ユルラン)と言います。
6.
2の牛肉(80g)を手に取り、平らに押し広げて、真ん中に栗卵を乗せて包む。空気を抜くように両手間で受け渡しながら丸く成形する。
※肉が片寄ると割れてしまうので、栗卵が中心にくるようにする。
★追記:第5話でソジンとウシクは、最初に肉のみを捏ねて(両手間で受け渡して空気を抜く)まとまりをよくしてから、平らに押し広げて栗卵を包んでいました。
7.
油を塗った網にトッカルビを乗せて、180℃のオーブンで20分焼く(途中でひっくり返す)。
★追記:第4話で、オーブンに入れる前にトッカルビの表面にごま油を塗ってました。
8.
仕上げに、炭火で焼いて香りづけをする。
9.
お皿に炭火焼き餅(トック)&ニラの浅漬けとトッカルビを盛り、すり鉢で粗めにすり潰した松の実をかける。
宮廷トッポギ
出典元:Mnet
ベジタリアンのためのメイン料理は宮廷トッポギです。
作り方
1.
フライパンに油をひき、スライスニンニクを入れて香りが立つまで炒める。
※第12話では、ニンニク+角切りの玉ねぎを炒めて香りづけしてました。
2.
水につけておいた大豆ミートの水気を絞り、フライパンに加えて炒める。
3.
チョレイン餅(ひょうたん型のトック)を投入し、トッカルビと同じマザーソースをお玉1杯分入れて炒める。
4.
野菜だしをお玉3杯分加え、水気が半分になるまで煮る。
5.
赤・黄・緑パプリカ(角切り)、ヒラタケ(薄切り)、しめじ、キクラゲ(水につけておく)を入れてソースがしみ込むまで炒める。
6.
器に盛り、仕上げにごま油をかけて、葉っぱ(ボタンボウフウ)とガーリックチップを飾る。
タッカンジョン
出典元:Mnet
3品目のメイン料理はタッカンジョンです。
作り方
1.
甘辛いタレ:ミキサーにコチュジャン大さじ1・ケチャップ大さじ3・砂糖大さじ2・オリゴ糖大さじ2・しょうゆ小さじ2・コショウ小さじ1/2・ニンニク3片を入れてよく撹拌する。
2.
ボウルに水3カップ・塩小さじ1・しょうゆ小さじ1・酢小さじ1/2・こしょう少々を入れ、一口大にカットした鶏肉(もも肉と胸肉)300gを漬け込む。
3.
別のボウルに水と天ぷら粉を1対1.5の割合で入れてよく混ぜる。2の鶏肉をバッター液につけて、熱した油で揚げる。2度揚げでカリッと。
4.
2度揚げしたチキンを容器に入れ、1のタレを絡める。
★追記:第5話では、2度揚げしたチキンをフライパンで温めながら1のタレに絡めてました。
5.
器に盛り、砕いたナッツと粉パセリ(またはガーリックチップ)をかける。キャベツの漬物を添える。
プガク&豆腐ソース
出典元:Mnet
アペタイザー(前菜)はプガクです。ディップ用の豆腐ソースもあります。
作り方
1.
豆腐ソース:容器に、薄口醤油と刺身醤油(1対1の割合)、ゆずの砂糖漬け、エゴマ油、豆腐を入れ、ハンドブレンダーで滑らかになるまで撹拌する。
2.
もち米ペーストを塗って乾燥させた、エゴマの葉・海苔・紫芋・イカスミを190℃の油で5秒だけ揚げる。
ユニフォーム
出典元:Mnet
「ユンステイ」では社員一人ひとりにユニフォームが用意されています。ヨジョンさんとソジンは黒で、残り3人は白です。
客室のアメニティ
出典元:Mnet
「ユンステイ」のアメニティは、“環境に優しい洗面用具(固形の歯磨き粉や石鹸)”、“ふわふわのバスローブ”、“子供のための遊び道具(コマや羽根蹴り)”。他にも、夜の外出時に使用するランタンや韓国の伝統的なゴム靴などがあります。
※洗面用具や屋外用のゴム靴(ゴムシン)は持ち帰り可能です。
宿泊客には、伝統文様の鉛筆セットと「ユンステイ」オリジナルのマグネット・メモ帳・手鏡がプレゼントされます。
※客室に置いてある電話は、200番でフロントにつながります。
営業初日の宿泊客
初日の宿泊客は満室の4組(計14人)です。
※夕食は6時半と7時半に分け、同じ時間帯は最大2組までにして調整します。
1組目は、求礼口駅からウシクが車でピックアップしたウクライナ🇺🇦の女性3人。神経科学(認知症など)の研究のために来韓した大学院留学生たちです。リー、ディアナ、ナタリー。部屋は“真”の2号室。夕食時間は6時半。
2組目は、3時間かけて自家用車で来たアメリカ🇺🇸の4人家族。夫の転勤で来韓し、蔚山(ウルサン)に住んでいる夫婦と子供の兄妹。クリス夫妻、ローガン、キャロライン。部屋は“善”。夕食時間は6時半。
3組目は、求礼口駅からウシクが車でピックアップしたオーストラリアとオランダの男性2人。韓国語の勉強のために来韓した留学生たち。カレブ🇦🇺とティム🇳🇱。部屋は“真”の1号室。夕食時間は7時半。
3組目からウェルカムティーとしてゴボウ茶を出すことにしました。
最後は、“美”に泊まる予定のネパール🇳🇵の5人家族です。第2話から出演します。
【ユンステイ】第1話の感想
ナ・ヨンソクPDのドッキリから始まり、営業初日を迎えたユンステイ。安定の面白さですね。
「ユン食堂2」からのメンバーはもちろんですが、この回を見ただけでウシクのことが好きになりました。
次回、配信されるのが待ち遠しいです!!
コメント