韓国ドラマ【シーシュポス:The Myth】第16話(最終回)のあらすじとネタバレ感想・考察&解説!

出典元:JTBC公式サイト

2021年2月17日(水)よりNetflixで配信が開始された、JTBC水木ドラマ「シーシュポス:The Myth(시지프스:The Myth)」の感想・ネタバレ・考察・解説について書いています。

ここからネタバレになります!!

【シーシュポス:The Myth】第16話のあらすじ・解説

パク社長とビンビン

アパートの前に人だかりができており、中から叫び声が聞こえています。

アパートの階段を上っていくパク社長。腰に忍ばせておいた拳銃を取り出し、過去の自分がいる部屋に向かいます。

その途中、ビンビンが後ろから現れました。パク社長を止めに来たようです。「何しに来た。お前は引っ込んでろ」

“私も行く”と言うビンビンに、パク社長は拳銃を向けます。「店に戻らないと殺す。生き残れ」

部屋の中から過去の妻が「殺しなさいよ」と叫んでいます。またDVを受けているようです。

パク社長が部屋に乗り込もうとした時、後ろにいたビンビンが「お父さん」と呼びます。そして“キム・ジニ(妻)”の通帳をパク社長に見せます。

パク社長は、テスルから耳打ちされた言葉を思い出します。

「お母さんに何かあったらお父さんを捜せと」

「お前が、ジウンだと? なぜ黙ってた」

「大嫌いだから」ビンビンは、母が過去に来たらアジアマートから逃げるつもりだったようです。しかし「お母さんは来なかった」と涙を流します。

第11話でビンビンは、ダウンローダーの前で「もう1人来るはずなの」と言ってました。それは母のことだったようです。過去に戻っても9割は死ぬそうなので、母も死んで消えてしまったのでしょう。

「お母さんが言ってた。“あいつはクズだけど私を殺す度胸はなかった”、“悪い人間だけど極悪人ではなかった”と」私を信じて、とビンビンは涙ながらに言います。

ドアを少し開けて部屋の様子を窺うパク社長。室内では、ナイフを持った過去の自分と“殺して”と口にする妻がいます。

すると、子供部屋から娘・ジウンが出てきます。過去のパク社長はナイフを隠し、妻は娘を子供部屋に戻します。ビンビンの言うとおり何も起こりませんでした。

パク社長はドアを閉め、「ジウン、お父さんが悪かった。気づいてやれなくて」とビンビンに言います。「あいつを殺すために未来から来たんだ。これでもう全部変わった。お母さんの所に戻ろう」

ビンビンとパク社長は抱きしめ合います。

シグマ死す

シグマの部下たちに囲まれ、絶体絶命のテスルとソへ。

「ジェソンが死んだ。だから止めたのに」ソへは自分をバンカーに閉じ込めたテスルを責めます。

必要なことだったと言ってテスルはソへの手を握ります。拳銃を奪われ、ひざまずかされる2人。

「このあとの展開を?」シグマに聞かれ、ソへはウエディングドレス姿の自分が撃たれる描写を思い浮かべます。

今回はそうはならない、とソへは言います。「アップローダーを作らなければ勝てる」

“作らないで”と念を押すソへに、テスルは囁きます。

“この先何が起きても、俺を信じろ。どんなことがあっても、うまくいくから。本当だ。”

「コーディングしろ」シグマがテスルの前にパソコンを置きます。「拒めば女を撃つ」

カウントダウンを始めるシグマに、テスルは聞きたいことがあるから1分くれと言います。

「お前は今日、家で自殺するつもりだったんだよな。それまでは、公園でぐずぐず泣きながら隠れてた。踏み倒したタクシー代はいくらだ? いざ死ぬとなったら、そういう細かいことが気になってな」

時間を稼いでも勝てないぞというシグマに、テスルは「的外れなことを言うな」と返します。「第1に、時間を稼いでるだけじゃない。第2に、俺はお前に勝つと言った」

負け惜しみだろとシグマは笑いますが、テスルの体にノイズが走ると途端に表情を変えます。

「未来は変わる。いつも同じだとつまらない」

今度はテスルがカウントダウンすると、“2”まで言い終えたところで堂内に着信音が響き渡ります。

「誰だ」シグマは電話に出ますが、すぐに切れてしまったようでスマートフォンを耳から離します。

すると地下のアップローダーが停止する地響きが聞こえます。「今のは何の音だと思う? お前の棺にくぎが打たれる音だ。未来が変わった。“未来を見た”と言っただろ」

戯れ事はそこまでだと言ってシグマはソへに拳銃を向けます。

“もう撃てない”というテスルに、「撃ったから今ここにる」とシグマは言います。

ところが拳銃を持った手にノイズが走り、シグマは戸惑います。

その隙にソへがシグマを蹴り飛ばします。

「撃ってしまえ!」シグマは部下たちに命令しますが、その部下たちが次々に消えていきます。状況が飲み込めないシグマ。

テスルは床に転がったライフルをソへに投げ渡します。ソへはシグマに銃口を向けようとしますが、立ち上がったシグマに阻止され、燭台か何かで殴られます。

「この野郎!」シグマを殴り飛ばすテスル。しかしライフルの先端で顎を叩かれ、ノックダウンします。

シグマの体に激しくノイズが走ります。

ソへが倒れたテスルに気を取られていると、シグマに首を絞められます。「どうした助けを呼んでみろ。もう誰もいないのか? 父親も死に付きまとってた男も死んだ。テスルも死ぬ。お前は1人だ」

いっそう手に力を入れるシグマ。けれど何かに気づいたようで、はっとして後ろを振り返ります。

2階に人影がありますが、窓からの逆光でよく見えません。シグマは肩を狙撃されます。

「こんなはずはない。テスル、一体どうなってる」

“そんな目で見るな。お前が嫌いだ。この世の人間が、全員嫌いだ。”

立ち上がったシグマを2階にいる誰かが狙撃し、シグマは絶命します。

「あそこからシグマを?」ソへは2階を見上げて呟きます。「一体誰が?」

テスルは座り込んだソへを立ち上がらせ、“行こう”と言います。

「どこへ?」ソへが聞くと、「場所は重要じゃない。重要なのは“いつ”だ」とテスルは答えます。

「アップローダー」「そうだ、アップローダー。乗りに行こう。それで終わりだ」

アップローダー

地下のアップローダー施設へ行くと、研究員たちはみんな消えてしまっていました。みんな未来人だったのでしょうか。

「クソッ、どうなってるんだ」エディが誰かに電話を掛けながらうろうろしています。留守番電話に接続されたようです。

エディが状況を確認しに立ち去った後、テスルたちはアップローダーの前まで行きます。テスルは傍らのパソコンを操作し、一度だけアップローダーを使えるように設定しました。

そこへアジアマートの面々がやってきます。どうやら彼らに過去へ送ってもらうようです。

テスルは何事にも備えが必要だと言ってソンホが着ていた防弾チョッキを譲ってもらいます。

「ハン会長」パク社長がテスルに耳打ちします。「着いたら必ず私を訪ねてこいよ。私が疑わないように、あの時お前が言ったことをそのまま伝えてくれ」

10月30日

テスルとソへはアップローダーに乗って10月30日の昼過ぎ(ソへをバンカーに閉じ込めた日)に戻ります。漢江大橋近くの河川敷で目覚める2人。

取締局が来るというソへに、テスルは「来ない」と言います。「お前を捜すのに必死で密入国者を取り締まる余裕はない」

「そのために私を閉じ込めたの?」“そうだ”と答えたテスルの肩をソへは叩きます。「そうとも知らず…。ひどい」

テスルはトイレに行くと言って一度ソへから離れます。

トイレから戻ると、2人でまずドンギが勤めてる警察署へ向かいました。テスルは、公園にいるソ・ギルボクをソへの父に捕まえてもらうと言います。

ちょうどドンギは警察署の前で妻・ウニと電話をしてました。

テスルはドンギに電話番号を記した紙を手渡し、ソ・ギルボクを捕まえた後「ここに電話すれば男が出ます。切れば終わりです」と言います。

そうすれば戦争は起きないのかと問うドンギに、テスルは“恐らく”と答えます。

ドンギとソへはハグを交わしてお別れしました。


テスルはその足でアジアマートに立ち寄り、50年分の抗生剤と引き換えに拳銃とライフルをもらいます。

まるで別人だなと口にするパク社長に、テスルは“未来はここにある。ただ俺たちが気づかないだけだ”と言って 耳打ちします。

「未来のパク社長からの伝言だ。“娘がそばにいた。そうとも知らず時間を無駄にした。だからもうやめてもいい”そう言えと」

※恐らくテスルが自分の粉骨に触れた際、パク社長からそう聞いた描写が頭に流れ込んできたんだと思います。

「明日時間があれば教会に来い」テスルはそう言ってアジアマートを後にします。

第14話でこのアジアマートのシーンを抜きにすると、「ボンソンから渡された缶ケースの粉骨に触れ、未来の記憶を得る(10月29日)」→「バンカーへ行き、ソへを閉じ込める(10月29日〜30日)」→「持参した拳銃(≠アジアマートの拳銃)を持ってQ&T社へ行く(10月30日)」→「シグマに捕まり目が覚めると教会にいる(10月31日)」となります。※アジアマートでライフルだけでなく拳銃をもらったのは、テスルが過去に戻ったことを視聴者に気づかれないようにするためだと思います。

その夜(8時)、アジアマートの裏路地で待ち合わせをしていたソへとテスル。テスルはアジアマートでもらったライフルを重たそうに担いでいます。

そこに高級車がやってきて、中から死んだはずのソンが出てきました。ソンは防弾チョッキを着ていたので、ヒョンギに撃たれても死ななかったようです。


過去に戻ったテスルが“トイレに行く”と言って向かった先は、ちょうどソへを捜しに漢江大橋の南端に車を停めたソンのもとでした。ソンに防弾チョッキを着せて、このことはソへには言うなと釘を刺します。「8時にアジアマートに来い。遅れるなよ」


死んだふりではなく死ぬほど痛くて気絶したのだと弁明するソンを、ソへは抱きしめます。むっとするテスル。

10月31日

ソへとテスルは教会の2階へ行き、1階の自分たちとシグマのやりとりを眺めながら、ライフルを組み立てます。


一方ドンギは、公園で震えるソ・ギルボクを発見します。

そしてテスルから渡された紙の電話番号に電話を掛けます。

※ドンギに電話を掛けるよう頼んだのは、計画どおりに進んでることの合図としても受け取れますし、未来の記憶で着信がくる描写があったから未来を変えないように同じことをしたとも考えられます。


シグマが電話を受けると、教会の地下のアップローダーが停止します。

※本来、ソ・ギルボクは周りに不審者扱いされながら公園から自宅に戻り、自殺しようとします。ミサイルの衝撃で自殺は失敗し、2ヵ月間紙やネズミを食べて飢えに耐えます。しかし、今回は警察に捕まることが決まったので、過去が変わりました。そして本来稼働し続けるはずのアップローダーが一時停止するという未来に変わります。着信とアップローダーの停止に因果関係はないと思います。


震えるギルボクに、ドンギは自分の上着をかけてあげます。

目に涙を溜めるギルボク。

※これまで他人から蔑ろにされてきたギルボクは、初めて人の優しさに触れて揺らぎます。


※シグマはこの世の人間が嫌いで全員死んでも構わないと思ってました。しかし、ギルボク(過去のシグマ)がドンギの優しさに触れたことで、その思想に矛盾が生じます。

シグマがソへに銃口を向けると、拳銃を持った手にノイズが走ります。未来から来た部下たちも次々に消えてしまいます。

※テスルは未来の記憶で見たとおりにドンギに指示しただけで、シグマの体にノイズが走ったのが、ドンギがギルボクに優しくしたおかげだとは知らないと思います。

テスルは床に転がったライフルをソへに投げ渡します。ソへはシグマに銃口を向けようとしますが、立ち上がったシグマに阻止され、燭台か何かで殴られます。

「この野郎!」シグマを殴り飛ばすテスル。しかしライフルの先端で顎を叩かれ、ノックダウンします。

ソへが倒れたテスルに気を取られていると、シグマに首を絞められます。「どうした助けを呼んでみろ。もう誰もいないのか? 父親も死に付きまとってた男も死んだ。テスルも死ぬ。お前は1人だ」

いっそう手に力を入れるシグマ。けれどソへの体にノイズが走ってることに気づき、はっとして後ろを振り返ります。

アジアマートのパク社長のように、未来人が過去の自分に近づくと同化しかけて体にノイズが走るので、シグマはもう1人のソへの存在に気づきました。

「私が守ってあげる、ソへ」ソへとテスルはライフルでシグマを射殺します。

※この後、過去のテスルとソへは同じようにアップローダーで体ごと過去に行くので、その時点からテスルはコピーではなく本体となります。

テスルはかなり詳しい未来を見ていたようです。シグマを殺すために、シグマが死んだあとに過去に戻り、その戻った自分にシグマを殺させるという離れ技をやってのけました。まず未来を見て、次に未来で見たとおりにソへを隠し、“その先も未来で見たとおりに自分は行動する”という強い意志によって実現させたんだと思います。
エディエンド

テスルとソへが1階に下りると、祭壇に寄りかかるように死んでいるシグマの体が消滅します。

俺が見たのはここまでだ

ソへはテスルの頰にキスをします。「感謝してる。私にしてくれたこと、すべてに」

2人は涙を流しながら唇を交わします。

ソへの体が透けはじめます。テスルは「行かないでくれ。お願いだ」と言ってソへを抱きしめました。

ところが、透けていたはずのソへの体が元に戻ります。不穏な空気が漂い、眉を寄せる2人。「どうしてだ」

すると、教会の扉が開かれ誰かが入ってきます。その誰かに、ソへは拳銃で撃たれてしまいます。

その正体は、エディでした。パソコンをテスルに投げ遣り、銃口を向けながら「アップローダーを作れ」と言います。

「なぜお前が…」「女が死ぬぞ」

痛みに苦しむソへ。「今まで何度もこれで失敗してきたの。従わなければこれで終われる」

テスルはエディに声を荒げます。「なぜなんだ。なんで俺にこんなマネを」

「テスル、俺の誕生日を知ってるか? 知ってたら許してやるよ。俺と出会って20回も誕生日があったが、興味すらなかったよな。お前のために俺がどれだけ頭を下げてきたか、知りもしないだろう」

エディは、先にソジンと知り合ったのも好きになったのも自分だと言います。ソジンを本気で愛してたのにテスルに奪われた、と。

「過去に戻る。そして全部奪ってやる。お前の研究も会社も女も俺のものだ。思い知ればいい、大切なものを奪われる気持ちを」

“選べ。女かこの世か。”

「ダメよ。ダメ…お願いだから従わないで」ソへがテスルに言います。

さっさと選べよとエディは苛立ち、天井に発砲します。

「分かったからやめろ。やるよ。だから撃つな」テスルはエディにそう言って、ソへに向き直ります。「ソへ、過去に戻ろう。戻ってからやり直すんだ。もう一度」

テスルはパソコンを持って椅子に座り、コーディングを開始します。地上ではミサイルが行き交いはじめました。

キーボードを叩くテスルに、「私は平気よ」とソへが言います。「もうやめて。そうしないといつまでたっても終わらない。だからもうやめよう」

テスルは床に転がる拳銃に気づきました。コーディングを終えたふうを装って、エディにパソコンを手渡し、その隙に拳銃を拾います。

拳銃をエディに向けるテスル。エディはソへに向けます。

「ソへ、やっと分かった。いや、最初から分かってた。この方法しかないと。だけど、あらがってたんだ。一緒にいたくて」

テスルは苦悶の表情を浮かべ、「また捜しに来いよ」とソへに言います。「未来なんかないとしても、捜しに来てくれ。病気もケガもせずに、元気な姿で。頼むから俺の所に来てくれ」

ソへはテスルがコーディングを終え、もう一度過去に戻るつもりだと思っていたようです。しかし、テスルの目を見て、彼の真意がわかりました。

ソへはダメだと首を横に振ります。

テスルはエディに向けていた拳銃を自らのこめかみに突き付けました。

「ハン・テスル!」ソへが叫んだ直後、銃声が響き渡ります。


上空を行き交っていたミサイルが消滅し、アジアマートの4人やアグネスを含む児童養護施設の子供たちも消えます。時空間にいたテサンも目を覚ましました。

ドンギは、子供たちが芝生を駆けまわる平和な光景を眺めながら笑みを浮かべます。


ソへは、頭から血を流して床に横たわるテスルに声を掛けます。「覚えてる? 私の好きな色はピンク。好きな食べ物はバナナとプルコギとトッポッキ。好きな人は、あなたよ」

“忘れないでね。必ずまた会えるから。あなたを捜しに行く。愛してる。”

ソへの体は消滅し、エディはひざまずいて肩を落とします。

こういう時をかける系の物語の場合、“何度繰り返しても同じ結末に収束する”という法則があるので、基本的にシグマがソへを撃ち、テスルにコーディングさせてアップローダーを完成させます(エディもアップローダーが完成したから文句なし)が、今回のようにシグマが死んだ場合、テスルを脅してコーディングさせる者がいないので、アップローダーを完成させたいエディがシグマの代役を務めることになりました。

※基本的にシグマエンドですが、稀にエディエンドがあるようです。テスルは「ウエディングドレス姿のソへがシグマに撃たれる描写」と「シグマを殺す描写」の両方の未来を見ていました。これまでにもエディエンドで終わったことが何度かあったんだと思います。

 

※また、シグマが死んでも戦争は起きましたが、テスルが自殺した途端にミサイルが消えてなくなりました。その理屈はわかりませんが、戦争の引き金はアップローダーにあったんじゃないかなと思います。

天国への空旅?

テスルが目を覚ますと、そこは航空機の中でした。背後では、「ラーメンが伸びてるじゃないか」とおじさんがCAを叱責しています。第1話とよく似たシチュエーションです。

「“ホワイトワイン”。“シャルドネ2018”。この数字は何?」

そう問われ、テスルが横を向くとソへがいました。テスルの目に潤みがさします。「“韓国料理 からしだれの冷菜”。冷菜って何? 分からないから選んで」

どうやら機内食メニューを見ているようです。「どれがいい? 一番おいしいのはどれ?」

なんの反応も示さないテスルに、ソへは頰を膨らませます。「テスル、無視してるの?」

「お前…」「何?」

テスルは精神安定剤をポケットから取り出し、手のひらに薬を出します。

「何よ?」「いや」

テスルは薬を床に捨て、ソへの肩に寄り掛かります。2人は手をつなぎ、幸せそうに笑いました。

 

第1話と同じ航空機なのはただの演出だと思われます

アップローダーがなくなり、消えてしまった=そこで人生が途絶えてしまったソヘと、実際に死んでしまったテスルの魂が、飛行機に乗って天国へ向かった」という設定が一番しっくりくる気がします。

補足↓

第1話(31:24)で、小学1年生の女の子(ヘナちゃん)からラブレターをもらったテスルは、

「ヘナちゃんが結婚適齢期になる頃には、私のテロメアは短くなりすぎて細胞分裂をやめるでしょう。もっと健康な細胞を選んでください。(君が結婚適齢期の頃には私は年金受給者です)」

と発言しています。

そして現在のソヘの年齢は9歳(小3)です。

もしアップローダーがなくなった上で、テスルが生き延びたとしても、年齢的に2人が結ばれるのは難しいです。

共に闘った記憶があるテスルはともかく、何も知らない9歳のソヘにとって、テスルはただの見知らぬおじさんなので…。

第1話のラブレターへの返事が、そのまま「シーシュポス:the myth」の結末へと繋がっていたように思います。

アップローダーがなくなった上で、テスルが死ぬこと。その結末が唯一、テスルとソヘが結ばれるための道だったわけです。(=天国で一緒になる)

※これは個人的な解釈です。

出所したソ・ギルボク

公園で少年の似顔絵を描く男の後ろ姿。ソ・ギルボクでした。

笑みを浮かべ、出来上がった似顔絵を少年に渡し、お金を受け取ります。

ギルボクは自宅に帰り、椅子に座って大きく吐息します。それから、“目から血を流したテスルの絵”に向かって「戻ったぞ」と言います。

ジャケットの内ポケットから黒い手帳を取り出し、中を開きます。

”シグマ““ソ・ギルボク?”“アジアマート パク社長”“クォンタム・アンド・タイム”“ハン・テスル会長”“アップローダー”“バンカー”“チョン・ヒョンギ”

それを眺めた後、テスルの絵に合図をします。

鏡の前に立ち、ジャケットを脱ぐギルボク。黒縁眼鏡をかけ、雑誌の表紙に写るテスルそっくりの格好をして、「そんな目で見るな」と言って口端を吊り上げます。

※ギルボクが着てるジャケットはドンギからかけてもらったもので、手帳もドンギのものでした。第10話で、ファン局長の娘に会いに行った時と、第13話で、ソ・ウォンジュのペンネームがソ・ギルボクだとテスルに電話で伝える際、ドンギが同じ手帳を見てました。

※最後のコスプレのシーンについて、シグマはテスルに「お前が嫌いだ」と言い続けてきましたが、本当はテスルに憧れを持っていたんじゃないでしょうか。もしくは、テスルがいなくなった世界で、その空虚を埋めるために自分がテスルになりきってるのかもしれません。

【シーシュポス:The Myth】第16話の感想・まとめ

予想の斜め上をいった第16話。やや不満の残る最後でしたが、シーシュポスの最終回はこれでいいのかなって思います。

すごく楽しませてもらったし、なによりソへ役のパク・シネが可愛すぎました。「天国の階段」の時から知ってますが、シーシュポスのソへが一番可愛かったです。

あとテスル役のチョ・スンウさん。かっこいいし演技が上手でしたよね。前作「秘密の森」で初めて知ったんですが、今一番好きな韓国人俳優です。

今回はおちゃらけた役でしたが、「秘密の森」(制作:スタジオドラゴン)では、感情を失い理性だけで行動する冷徹で孤独な役を演じてました。Netflixでも配信されてます。すごく面白いので、まだ見てない方がいたら是非見てほしいです!

 

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この日のパク・シネのインスタグラム。なにこの2人、結婚してほしい…(笑)

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