出典元:JTBC公式Facebook
2022年4月9日(金)から放送開始の韓国ドラマ「私の解放日誌」のあらすじ・配信情報・相関図・キャスト・カメオ出演についてご紹介します。
基本情報 |
タイトル 私の解放日誌 |
原題 나의 해방일지 |
話数 全16話 |
放送期間 2022年4月9日〜5月29日 |
放送時間 毎週土·日22:30〜 |
放送局 JTBC |
制作 スタジオフェニックス、チョロクベムメディア、JTBCスタジオ |
日本配信 NETFLIX |
★行き詰まった‘どうしようもない’人生から脱走を望む3人の兄妹とミステリーな外地人(よそ者)の物語を描いたドラマ。
★「ユミの細胞たち」「ハピネス」「スノードロップ」のキム・テソン音楽監督。
★「まぶしくて」のキム・ソギュン監督、「マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜」のパク・へヨン作家!
★2023年第59回百想芸術大賞で、「私の解放日誌」がTV部門脚本賞を受賞しました。
【私の解放日誌】あらすじ・企画意図
あらすじ
単調な生活にはもううんざり。代わり映えしない毎日から抜け出したいと願う3人のきょうだいが、自由と生きがいを求めて奮闘する姿を描く。
引用元:Netflix公式
企画意図
人生の中で心から気楽で良かったことがどれくらいあっただろう?
いつも何かをしなければならないという思いで、どうにか一日を充実して過ごさなければならないというプレッシャーに苦しみながらも、体は動いてくれず、状況は思い通りに回らなくて…
くたびれた日々の繰り返し。特に大きな問題があるわけでもないのにどうして幸せではないのだろうか?
だからといって問題がないという言葉も口にできない。問題があるわけでもなく、問題がないわけでもなく。正確に言えるのは、幸せではないということ。
解放。解渇。喜悦。
そういうのを感じたことがあっただろうか?
‘あぁ、いいね。これが人生だ’と心から口にしたことがあっただろうか?
長い人生を送りながら、そんな感情を一度も感じたことがないのはおかしいのではないか?
こんなに遅々として進まずに生きることが人生であるはずがないのではないか?
どうすればそんな感情を感じることができるのだろうか?何も計画せず そのまま流れに任せてみるのはどうだろう?
誰でもいいから愛してみたらどうだろう?
男女関係で一度も満たされたことがないからこんなに無気力なのではないだろうか?田舎同然の京畿道の果て、
その片隅に住む、平凡で少し立ち遅れている
3兄妹はある日息苦しさの限界に達し、道を探し求めることにする。各自の人生から解放することに!
出典元:JTBC公式サイト『企画意図』
【私の解放日誌】人物相関図
出典元:JTBC公式サイト『人物相関図』
※画像をタップすると拡大します。
【私の解放日誌】主要キャスト
ヨム・チャンヒ役|キャスト: イ・ミンギ
3兄妹の二番目
僕が何か言うと分別がないってさ。 なぜか?
返す言葉がないんだ。 どうして何も言えないのか? 僕が正しいことばかり言うから。
あからさまに論理的で理性的なふりをして状況を分析して話す人たち、気が狂ってしまえ。
人間の感情と理性に論理があると思う? ないよ。
自分が好きか嫌いかが論理だ。 愛情が論理だよ。
この世に愛情法以外には何の法則もない。
一気に核心をついて話したら、僕に分別がないって言われる。
そんな言葉は認められない。思いやりがないという言葉は認める。
でも決定的に僕はでたらめなことはしない。
これを分かってくれる人がいないといけないのに… 残念だ。
ある仕事(?)を経験して未練なく会社を辞める。
もういい。辞めよう。 辞めてもかまわない。
正直、どこにも旗を差すところを見つけられなかった。
金、女、家、車… みんなそういうのに旗を差して走るからつられて走っただけ。
欲望もなかったのにただつられて走った。
最初から感覚として知っていた欲望のない自分の性格について認め始めている。
この道をこのまま進めば幸せでもないしただ疲れるだけ。
ヨム・ミジョン役|キャスト: キム・ジウォン
3兄妹の末っ子
愛される自信はないが、嫌われない自信はある。
自分を対話の中心に据えるのが上手な同年代に比べ、ミジョンは言葉で人々の視線を集めることに才能がない。
私の言葉と彼らの言葉は違う。 彼ら同士で通じる愉快で騒がしい言葉は、一言一句ミジョンの心に染みずにはじき出される。
それでも常に笑顔で傾聴してはいる。
きゃっきゃと笑いこける同年代を見ると依然として不慣れだ。彼らは本当に幸せなのだろうか? 私だけ人生がこんなものなのかな?
人生がぎこちないばかりだ。無表情でも目の前に人が現れると自動的に微笑む。 社会的に適応した人間。
組織の中ではそのように動くが、幼い頃から生まれ育った町では無愛想な表情を隠さない。
一人でいるときは重い顔になる。 もう死んでもおかしくない顔。
くたびれることをしていないのに疲れる。
誰とも争うことなく無難に生きてきたが、表に出さなかっただけで人々に対する失望とわだかまりは着々と積もっていた。
もしかしたらそれが全宇宙に私一人でいるような気分にさせたのだろうか?
くたびれることをしていないのに疲れる原因だったのだろうか?
考えるだけで嬉しくなる人! そんな人が一人いたなら!
わだかまり一つなく、考えるだけで嬉しくなる人がいれば!作ってみよう。そういう人。
止まらない。へこたれない。これが人生であるはずがない。 道を探そう。私は解放されるのだ。
ク氏 役|キャスト: ソン・ソック
よそ者
一日を耐えるのにお酒ほど簡単な方法が他にあるだろうか?
飲んでるうちに酔って、酔っているうちに夜になり… そのように一日が過ぎる。
この生活も良いね。
憂鬱な気分は少しの間だけ。 憂鬱ならまた飲めばいい。
地元の大人に少し手伝ってほしいと言われて手伝ったら、その後時々呼ばれる。
お金やご飯を与えてくれて。 一日に数時間というわけではないが、働きながらお酒を飲むとそんなにクズのような感じがしない。ある日突然この村に現れて静かに酒だけ飲む俺に、人々は下手に話しかけたり自分たちの世界に引き込んだりしない。
何か挫折して休暇中なのだろうと思っているようだ。
人々と言葉を交わさずに過ごすというのがこんなに気楽なことだったなんて。
それまで人々の間で自分をどんな人間として、どんな位置に置けばいいのか、いかに計算しながら生きて疲れ切っていたのかを改めて感じる。そんなふうに過ごしているうちに大人の娘がやってきた。
この生活にすっかり浸っている俺を再び正気に戻して無理に立ち直らせたくない。
男女関係においてまたどんな服を着て、どんな人間を演じなければならないのか。 そのような意志も気力もない。
この女、生まれつき注目されない無彩色の感じがするのだが、社会生活が大変だったのだろう、それで傲慢な態度を一度してみたんだなと思う。
あれ、この女なんとなく頭が悪いな。 退く気配がない。そうだ、少しの間ならどうだろう。
不安だ。
彼女と幸せになるほど不安だ。
ヨム・ギジョン役|キャスト: イエル
3兄妹の長女
朝、目が覚めるや否や騒がしく足の甲を打ち、家に帰ってくるや否や騒がしく膝をつくギジョンを見て、母は他のことが運命でないと、心遣いが運命だと、心遣いを少し綺麗に使えと。
年を取れば洗練されて無作法に“セックス・アンド・ザ・シティ”のように暮らすと思っていたが、毎日道端に3、4時間ずつ捨ててソウルに通勤するため、ソウルの人よりも早く老いていく。
夜になると足の裏は裂けそうで、肩には誰かが乗っているようで。
地下鉄の車窓に映った顔を見てあの女は誰かと思って。私、こうやって終わっていくのか。
その前に。
最後に。
誰でも。
愛してみます。
誰でも、一度だけ、熱く、愛してみます。今まで、人生に汚点を残さないために、最初から最後の終着地となる男を探すために、様子を窺って、品定めして···。
そうして過ぎ去った人生には何もなくただ退屈な時間だけだった。もう、土壇場だから、誰でも、本当に誰でも、愛してみます。 強硬に迫ってみます。
【私の解放日誌】サブキャスト
3姉弟の両親
ヨム・ジェホ役|キャスト: チョン・ホジン
3兄妹の父親
自分の存在価値を証明するために寡黙な人。 ただ生きている人。
朝起きて夜寝るまで一時も休まない。
多世帯住宅用の安いシンク台をつくる仕事をしながら、少しでも暇があれば畑仕事をする。
コーヒー一杯さえ買って飲んだこともないし、一息つく時も座って休んだこともない。
20年前、義妹の事業の保証人になってしまったことで借金を抱え、それを返すために苦労しながら相変わらず一日中働く羽目になった。
それでもこの仕事をしていたので、その苦しい状況でも家を守り、土地も守ったと思う。
年を取った今、この一言は言いたい。
“迷惑をかけずに生きてきた”
老年に誰にも頼らないためにはずっとこのように生きていかなければならない。
しかし、これは予想もしていなかった。 こんなことが起こるとは。
拍子抜けするようだ。
なぜこの考えができなかったのだろうか?
こんなことが起こる可能性もあるということをどうして知らなかったんのだろう?
職場を辞めて失業者になった息子(本編ではまだ退職していない)に人生の計画は何かと叱った時、息子から返ってきた言葉が思い出される。
“父さんの人生は計画通りだと? 今の生活を思い描いてた?”
クァク・へスク役|キャスト:イ・ソンギョン
出典元:Netflix
3兄妹の母親
チョ・テフンの家族
チョ・テフン役|キャスト:イ・ギウ
ミジョンの職場の同僚
妻と結婚する時最高のカードを取ったと思ったが、妻はそう思わなかったようだ。
生活しているうちにだんだん失望する気配が見えたが、結局海外に出て勉強してくると言った時、推測できた。 このまま別れるのだ。
たとえ離婚しても人生で一番よくやったのは結婚だと思う。
理由はただ一つ、愛らしいアイユリムに出会えたからだ。
でも、今は思春期に入った娘が、母親と同じ気配を僕に見せる。耐えざるを得ない。
娘の面倒を見て、姉の店を手伝うために会社、店、家、会社、店、家。
リスの回し車のような人生を自任するけれど…
あの女性は何だろう? 怖いもの知らずなあの女性…
チョ・ユリム役|キャスト:カン・ジュハ
出典元:Netflix
チョ・テフンの一人娘
チョ・ギョンソン役|キャスト:チョン・スヨン
出典元:Netflix
ギジョンの同窓で、テフンの次姉
チョ・ヒソン役|キャスト:キム・ロサ
出典元:Netflix
テフンの長姉
サンポ村の3姉弟の友人
チ・ヒョナ役|キャスト:チョン・ヘジン
3兄妹の近所の友人
チャンヒ、ヒョナ、ドゥファンは三銃士のように野原を歩き回りながら、蛙も捕食してボール蹴りも一緒にした。 その中でいつも大将だったヒョナ。
二十歳になり家族全員でソウルに引っ越した。
その後もたまに会うが、久しぶりに会っても昨日会った人のように気兼ねがない。
こんなに自由でこんなに熱い女が他にいるだろうか?
ヒョナの話は野暮ったいこの町の友人には珍しく驚嘆に値する。
どんな男に会ってみても、 ヒョナが語るエピソードは彼らの血となり肉となる。
人間に対する愛情が計り知れないのに、自己嫌悪もすごい。
決定的な瞬間に立ち寄り、逃げて、台無しにするのが得意。
いつも安定した生活を送れるタイミングで、あきれるほど避けていく。
オ・ドゥファン役|キャスト:ハン・サンジョ
出典元:Netflix
3兄妹の近所の友人,カフェ運営
ソク・ジョンフン役|キャスト:チョ・ミングク
出典元:Netflix
3兄妹の近所の友人,小学校教師
【私の解放日誌】チャンヒの周辺キャスト
イ・イェリン役|キャスト:チョン・スジン
出典元:Netflix
ヨム・チャンヒの恋人
コンビニ本社『アルファ リテイル』の人たち
イ・ミンギュ役|キャスト:ヤン・ジュンミョン
出典元:Netflix
チャンヒの本社同期
チョン・アルム役|キャスト:チェ・ボヨン
出典元:Netflix
口数が多いチャンヒの本社先輩
ピョン・サンミ役|キャスト:オ・ミンエ
出典元:Netflix
長電話してくるコンビニ『24/7』店主
【私の解放日誌】ミジョンの周辺キャスト
カード会社『joyカード』の人たち
パク・サンミン役|キャスト:パク・スヨン
出典元:Netflix
ミジョンの職場の同僚,戦略企画室部長
ソ・ヒャンギ役|キャスト:イ・ジヘ
出典元:Netflix
ミジョンの職場の同僚,幸福支援センターチーム長
ハン・スジン役|キャスト:コン・イェジ
出典元:Netflix
ミジョンの同僚
キム・ジヒ役|キャスト:キム・スヨン
出典元:Netflix
ミジョンの同僚
ボラム役|キャスト:ソ・ジアン
出典元:Netflix
ミジョンの後輩
チェ・ジュノ役|キャスト:イ・ホヨン
出典元:Netflix
ミジョンの上司
ミジョンの同僚(?)役|キャスト:ソン・ノジン
出典元:Netflix
(第1話)
チョン・チャンヒョク役|キャスト:カン・ジョンウ
出典元:Netflix
ミジョンからお金を借りた先輩(第16話)
【私の解放日誌】ギジョンの周辺キャスト
ギジョンの友人|キャスト:パク・ソリ
出典元:Netflix
ギジョンの友人
リサーチ会社『Y statリサーチ』の人々
パク・ジヌ役|キャスト:キム・ウヒョン
出典元:Netflix
社内の女性にロトを買う理事
イ・チーム長 役|キャスト:ソン・セユン
出典元:Netflix
ギジョンの同僚
キム理事 役|キャスト:ヤン・ソミン
出典元:Netflix
ギジョンの同僚
【私の解放日誌】ク氏の周辺キャスト
シン会長 役|キャスト:キム・サンミン
出典元:Netflix
ペク社長 役|キャスト:チェ・ミンチョル
出典元:Netflix
サムシク役|キャスト:キム・ミンソン
出典元:Netflix
ク氏の先輩(?) 役|キャスト:イ・シンソン
出典元:Netflix
バーテンダー|キャスト:イ・セナ
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(第13話,第14話)
【私の解放日誌】カメオ・特別出演のキャスト
現在カメオ出演の情報は出ておりません。各話ゲストは(↑)に記載しています。
50歳の女性 役|キャスト:チョン・ヨンジュ
出典元:Netflix
飲食店でギジョンの隣の席に座っていた女性3人組(第15話)
【私の解放日誌】監督(演出)・脚本
監督: キム・ソギュン
「オールドミス・ダイアリー」「清潭洞に住んでいます」「錐(キリ)」「今週妻が浮気します」「まぶしくて」「ロースクール」「ヒップタッチの女王」『朝鮮名探偵』シリーズ
脚本: パク・へヨン
「オールドミス・ダイアリー」「90日、愛する時間」「清潭洞に住んでいます」「また!?オ・へヨン 〜僕が愛した未来〜」「マイ・ディア・ミスタ〜私のおじさん〜」
【私の解放日誌】韓国の視聴率
話数(放送日) |
全国 |
首都圏 |
第1話(2022.04.09) |
2.941% |
3.057% |
第2話(2022.04.10) |
3.018% |
3.236% |
第3話(2022.04.16) |
2.552% |
2.862% |
第4話(2022.04.17) |
2.325% |
2.292% |
第5話(2022.04.23) |
2.776% |
2.874% |
第6話(2022.04.24) |
3.832% |
3.971% |
第7話(2022.04.30) |
3.541% |
3.306% |
第8話(2022.05.01) |
3.876% |
4.155% |
第9話(2022.05.07) |
3.625% |
4.259% |
第10話(2022.05.08) |
4.594% |
5.242% |
第11話(2022.05.14) |
4.142% |
4.583% |
第12話(2022.05.15) |
4.969% |
5.603% |
第13話(2022.05.21) |
4.760% |
4.981% |
第14話(2022.05.22) |
6.073% |
6.547% |
第15話(2022.05.28) |
5.943% |
6.720% |
第16話(2022.05.29) |
6.728% |
7.616% |
引用元:ニールセンメディアコリア
※青色は最低視聴率、赤色は最高視聴率です。
【私の解放日誌】メイキング・ビハインド
ソウル(?)からタンミ駅までは29駅離れており、メイキングも29回分あります▼
最後に
本作の脚本は「マイ・ディア・ミスター」のパク・へヨンさんなので、物語に少し暗い印象を受けますが、どうにもならない現状から解放に向かっていく過程を丁寧に描いてくれることは間違いないです。
演出も「まぶしくて」のキム・ソギュン監督だし、何よりキム・ジウォンさんとソン・ソック氏が出演されるし(2人の大ファン)、正直やばいですね。
4月に放送される新ドラマの中で一番期待してる作品かもしれません!
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