韓国ドラマ 暴君のシェフ キャスト・相関図｜Netflix日本配信

出典元：tvN公式サイト

2025年8月23日(土)から放送開始の韓国ドラマ『暴君のシェフ』のあらすじ・配信情報・キャスト・相関図・カメオ特別出演・OST・視聴率についてご紹介します。

基本情報
タイトル	暴君のシェフ
原題	폭군의 셰프
話数	全12話
放送期間	2025年8月23日~9月28日
放送時間	毎週土•日21:20~
放送局	tvN
企画	スタジオドラゴン
制作	フィルムグリダ┋ジョンユニバース
演出	チャン・テユ：「101番目のプロポーズ」「銭の戦争」「風の絵師」「根の深い木」「星から来たあなた」「ハイエナ」「ホン・チョンギ」「夜に咲く花」
脚本	fGRD
原作	パク・グクジェ〈燕山君（ヨンサングン）のシェフとして生き残る〉
日本配信	NETFLIX ※同日23:00~

 

＊新しい情報が入り次第、随時更新いたします。

暴君のシェフ（韓国ドラマ）あらすじ・企画意図

企画意図

このドラマは、暴君でありながら絶対的な味覚を備えた王「ヨンヒ君（グン）」と、未来からやってきたシェフ「ヨン・ジヨン」が出会い、料理の味に真心を感じ、料理の完成のために命を懸ける――
王と料理人の愛、そして時代と世代を超越した「料理政治」にまつわる物語である。

そもそも、王の愛と政治が料理と何の関係があるというのか？
時代を問わず、料理は政治とともに発展してきた。
かつて、愛のために純情を捧げることが当たり前だったように。
王は民を満ち足りさせるために政治を行い、臣下は王を満ち足りさせるために献身し、親は子を満ち足りさせるために働き、子は親を満ち足りさせるために懸命に生きた。

このように愛する者たちは、愛する人を満たすために自らのすべてを捧げて生きてきた。
それは結局、我々が生きていく上で最も大切なことは「食べること」なのだという事実を気づかせてくれる。
おそらく「食べさせる行為」と「食べること」のその狭間のどこかに、政治が存在するのだろう。

結局、料理（요리）とは「量をはかり、治める」という意味の通り、人の心を慰め、思いやることのできる最も強力な愛であり、人と人との間をつなぐ最も強力な政治手段であった。

このドラマは、そうした「料理」に注目しようとする。
それぞれ異なる色と味を持つ彼らの事情と愛の物語。
そして、彼らが出会い繰り広げる「料理政治」の世界。

真心の込められた料理を食べれば、人は健康になる。
それこそが、民心から離れ暴政を繰り返して生きてきた
ヨンヒ君を変化させた、ヨン・ジヨンの料理に対する信念である。

引用元：tvN公式サイト『暴君のシェフ 企画意図』

暴君のシェフ（韓国ドラマ）予告編

暴君のシェフ（韓国ドラマ）相関図

引用元：tvN公式サイト

暴君のシェフ キャスト｜主要人物

ヨン・ジヨン（キャスト：イム・ユナ）

パリのミシュラン3つ星レストランのヘッドシェフ

韓国大学の著名な歴史学者ヨン・スンウの一人娘で、幼くして母を亡くす。フランス最高の料理大会「ラ・ポワレドール」で優勝した翌日、父の頼みで古書『望雲録（マンウンロク）』を手渡され、韓国行きの飛行機に乗ることになる。しかし、信じがたい出来事が彼女を襲う。飛行機のトイレで一緒に『望雲録』を広げた途端、時間を遡る過去への旅に巻き込まれてしまったのだ。

ミシュラン3つ星レストラン「ハッピーキュア」のヘッドシェフになる日を目前に控えていた彼女は、頭の中がまるで爆発したキンパのように混乱し、もがき苦しむ。そんなとき、ある気の狂った男に出会う。

「我こそはこの国の王なり」
その男は、史上最悪の暴君として名を残すヨンヒ君（グン）だった！過去に来てしまったことも驚きなのに、まさか王という大爆弾に出くわすとは。彼女の人生は、まるで糸が絡まったように複雑に入り組んでいくのだった。

引用元：tvN公式サイト『暴君のシェフ 人物紹介』

イ・ホン／ヨンヒ君（キャスト：イ・チェミン）

君主

生まれてみたら王だった。運はよかった。しかし、その幸せは長くは続かなかった。イ・ホンが8歳になるころ、仁州(インジュ)大王大妃のハン氏一族の主導の下、母・ヨン氏は廃妃となった。幼いイ・ホンには、世子としてできることは何ひとつなかった。運が悪かった。イ・ホンは、母の死にまつわる真実を知るため、消えたあの日の記録『史草（サチョ）』を探し始めた。

彼は暴走機関車のように力の均衡を失い、暴政を始めた。人々は彼を「暴君」と呼んだ。しかしイ・ホンにとって、呼称などどうでもよかった。
そうしていたある日、日食が起こる日に、「鬼女」ヨン・ジヨンに出会う。知ってみれば、この鬼女の正体は料理人だった。今の言葉で言えば、御膳所の最高位の料理長だという。

鬼女に導かれて訪れた禁標内の藁ぶき小屋で、鬼女が作った 「火事の家のビビンバ」 を味わった。
ところが、この味は?! 生まれて初めて感じる、ぴりっとした辛味に、最初は毒だと思った。無数の考えが頭をよぎるその刹那、その味をもっと味わいたいという本能が込み上げた。しかも、満腹になった後に押し寄せてきた、久しぶりに感じるこの安らぎはいったい何なのか。
イ・ホンは、鬼女ヨン・ジヨンに抱いていた警戒を解き、彼女を御膳所の待令熟手（テリョンスクス／水刺間の責任者）に任命する。

※禁標：王の命で立ち入りを禁止された場所。
※水刺間（スラッカン）：朝鮮王朝の宮中で王や王族の食事を作る『宮中厨房』を指す。

引用元：tvN公式サイト『暴君のシェフ 人物紹介』

カン・モクジュ（キャスト：カン・ハンナ）

淑媛（スグォン／後宮の位）、イ・ホンの後宮の一人

天下一の美貌を誇る美女。チェサン大君（テグン）の側近で、彼の目に留まり、チェサン大君を通じて歌、舞、伽倻琴（カヤグム）などを学ぶ。さらに、長安（チャンアン）の名高い妓女たちから、男性の心を盗む技術も身につけた。
表向きは、王の寵愛を受けて淑媛の位まで昇った女性として知られている。しかし実際には、チェサン大君のために宮中のあらゆる情報を伝えるスパイの役割を果たしている。
最も低い場所から、最も高い場所へ。最も高い場所から、最も低い場所へと堕ちる、悲運の悪女である。

※淑媛は、従4品で後宮(側室)の中で最下位の位階。

引用元：tvN公式サイト『暴君のシェフ 人物紹介』

チェサン大君（キャスト：チェ・グィファ）

司饔院（サオンウォン）提調、イ・ホンの叔父

※司饔院（サオンウォン）提調：朝鮮王朝における 宮中の料理・膳食を管理する官職名。

王族で、先王である宣宗（ソンジョン）の異母兄弟にあたる。父である臨宗（イムジョン）が崩御し、嫡子である宣宗が即位、ハン氏一族が権力を握ると、命を守るためにあえて愚か者を装して生活していた。
しかし、表向きはへらへら笑っているように見えても、裏では極悪非道な行為をためらわない冷血漢である。
イ・ホンに対しては、かつてない妖女ヨン・モクジュを差し出し、母の復讐をそそのかし、反乱の機会を虎視眈々と狙っている。

引用元：tvN公式サイト『暴君のシェフ 人物紹介』

暴君のシェフ キャスト｜水剌間（宮中厨房）の人々

※水剌間（スラッカン）：朝鮮王朝の宮中で王や王族の食事を作る『宮中厨房』を指す。

ソ・ギルグム（キャスト：ユン・ソア）

嗅覚の優れた少女

絶対的な嗅覚の持ち主。
かつて全羅左水営（チョルラジャスヨン）の軍官だった父を探すため、漢陽（ハニャン）へ向かう途中、盗賊に遭い母まで失った。以来、禁標内の茅葺き屋で一人暮らししていた。未来から来たというジヨンの言葉を唯一信じる、ジヨンの頼もしいサポート役。

※全羅左水営（チョルラジャスヨン）：朝鮮王朝時代の海軍拠点のひとつ。
※禁標：王の命で立ち入りを禁止された場所。

引用元：tvN公式サイト『暴君のシェフ 人物紹介』

オム・ボンシク（キャスト：キム・グァンギュ）

先輩料理人、従七品の膳夫（ソンブ／宮中の調理官）

世襲の料理人の家に生まれる。普段は明るく快活だが、料理をするときだけは厳格。ジヨンが最高位の料理長になる前は、メン・スクスとライバル関係にあった。イ・ホンの健康や安全を気にかけるため、仁州(インジュ)大王大妃が宮中に配置した人物。

引用元：tvN公式サイト『暴君のシェフ 人物紹介』

メン・マンス（キャスト：ホン・ジンギ）

先輩料理人、従八品の調夫（チョブ／宮中の調理官）

倭館（日本との交易所）で料理を学んだ。料理に関しては学究肌で、常に努力し、研究に励む。副菜作りが得意で、宮中の実権者である淑媛（スグォン）カン・モクジュの寵愛を受けている。初めはジヨンに嫉妬し、さまざまな奇行を行うが、徐々に彼女の料理の腕を認めるようになる。

引用元：tvN公式サイト『暴君のシェフ 人物紹介』

シム・マクジン（キャスト：）

補助料理人、正九品の飮夫（イムブ）

火の扱いを担当。
水剌間の公式酒担当（酒党）で、オム・ボンシクを信頼して従う。

引用元：tvN公式サイト『暴君のシェフ 人物紹介』

 

ミン・ゲドク（キャスト：キム・ヒョンモク）

補助料理人、飯工（パンゴン）

ご飯を炊くことを担当する。
軽快でおしゃべりな性格で、シム・マクジンとは異なり、メン・マンスに従うことが多い。

引用元：tvN公式サイト『暴君のシェフ 人物紹介』

ユン・チュンシク（キャスト：チョン・ギュス）

設理（ソルリ）、水剌間管理内官

水剌間のすべての家事を取り仕切る、司饔院（サオンウォン）所属の設理。
厳しい印象とは裏腹に、ジヨンや料理人たちを精神面・物質面の両方で支える存在。

引用元：tvN公式サイト『暴君のシェフ 人物紹介』

暴君のシェフ キャスト｜イ・ホン周辺人物

イム・ソンジェ（キャスト：オ・ウィシク）

都承旨（トスンジ）

※都承旨（トスンジ）：朝鮮王朝の官職のひとつで、王に直接仕える高位の内官・補佐官の役割を持つ。

イ・ホンの妹、フェスク翁主（オンジュ）の夫。権謀術数に長けた策士であり、知略家でもある。翁主と結婚してもイ・ホンの絶大な寵愛を受け、都承旨の地位に昇った。父イム・ソホンと共に採紅使（王室の特命使者）の役を自ら引き受け、史上稀に見る奸臣として指さされるが、王の心情を顧みない忠誠は不要と考えている。イ・ホンが「鬼女」ジヨンに好意を示すと、寵愛をカン・モクジュからジヨンに移し、カン・モクジュを排除する計画を立てる。

※翁主（オンジュ）：朝鮮王朝で王の娘ではあるが、正王女ではない女性王族の称号。

引用元：tvN公式サイト『暴君のシェフ 人物紹介』

シン・スヒョク（キャスト：パク・ヨンウン）

禹林衛将（ウリムウェジャン）

※禹林衛将（ウリムウェジャン）：鮮王朝の官職のひとつで、王の護衛に関わる武官の役職。

生まれつきの武士の気質を持ち、炎のような性格のイ・ホンのそばを黙々と守る。

引用元：tvN公式サイト『暴君のシェフ 人物紹介』

コン・ギル（キャスト：イ・ジュアン）

秘密の多いイ・ホンの道化師

社堂派のリーダーであり、チョヤン舞（朝鮮王朝時代の宮廷舞踊）でイ・ホンの心を奪った道化師。

※社堂派：朝鮮王朝時代の宮廷や祭礼で活動する、伝統芸能集団・劇団のこと。

引用元：tvN公式サイト『暴君のシェフ 人物紹介』

チャンソン（キャスト：チャン・グァン）

尚膳（サンソン）

※尚膳（サンソン）：宮中で高位の内官の位の一つ。

先代王の時代から2代にわたって王に仕えている内官。口が堅く、賢明である。

引用元：tvN公式サイト『暴君のシェフ 人物紹介』

チェ・マリム（キャスト：パク・ジュンミョン）

大殿尚宮（テジョン サングン）

※大殿尚宮（テジョン サングン）：朝鮮王朝時代の後宮制度における位の一つで、王妃が居住する大殿（テジョン／正殿・中宮殿）に仕える最高位の女官のこと。

尚膳（サンソン）とともに、長年ヨンヒ君（グン）を支えてきた至密尚宮（ジミルサングン）。礼儀正しく、威厳がある。ジヨンを好み、ジヨンの料理はさらに気に入っている。

引用元：tvN公式サイト『暴君のシェフ 人物紹介』

廃妃ヨン氏（キャスト：イ・ウンジェ）

イホンの生母

イ・ホンが幼い頃、ある事情により廃妃とされて庶人に落とされ、その後、命を落とす。

引用元：tvN公式サイト『暴君のシェフ 人物紹介』

暴君のシェフ キャスト｜内命婦の人々

※内命婦（ナイミョンブ）：王妃や后妃、王族女性が仕える宮中内廷の官職や部局を指す。

内命婦の品階（序列順）
⚫︎大妃
⚫︎王妃
⚫︎世子嬪
⚫︎後宮(側室)
　- 正1品 嬪(ピン)
　- 従1品 貴人(クィイン)
　- 正2品 昭儀(ソイ)
　- 従2品 淑儀(スギ)
　- 正3品 昭容(ソヨン)
　- 従3品 淑容(スギョン)
　- 正4品 昭媛(ソウォン)
　- 従4品 淑媛(スグォン)
⚫︎尚宮(サングン)

慈賢(チャヒョン)大妃（キャスト：シン・ウンジョン）

イ・ホンの継母

廃妃ヨン氏が宮中を追われた後、宣宗（ソンジョン）の新たな王妃として冊立され、チンミョン大君（ デグン）を産んだ。イ・ホンを実の子のように慈しみ育てたが、王室の秘密である「廃妃ヨン氏事件」の真相が明るみに出るのではないかと、常にイ・ホンを案じている人物。

引用元：tvN公式サイト『暴君のシェフ 人物紹介』

チンミョン大君（キャスト：キム・ガンユン）

キム・ボクスン（キャスト：チェ・ヨノ）

引用元：tvN公式サイト

チュウォル（キャスト：キム・チェヒョン）

イム・ソホン（キャスト：ナム・ギョンウプ）

工曹参判（コンジョチャムパン／工部の次官級官職）

イム・ソンジェの父であり、かつての「六臣の節義」を裏切った裏切り者の子孫で、代々続く奸臣の家系に生まれた。
政治そのものよりも金や女、利得にばかり関心が強い。相手の機嫌を取るのが上手く、にこにこと笑いながらお世辞を言う一方で、背を向ければ悪口を言うことにも長けている。

引用元：tvN公式サイト『暴君のシェフ 人物紹介』

ハン・ミンソン（キャスト：ソン・ジョンハク）

ハン・ミンソン派

領議政（ヨンイジョン）。仁州（インジュ）大王大妃の兄で、現政権を動かす実力者。

※領議政（ヨンイジョン）：王のすぐ下に立つ最高位の官職（宰相）。

引用元：tvN公式サイト『暴君のシェフ 人物紹介』

パク・ウォンジュン（キャスト：クォン・テウォン）

ハン・ミンソン派

左議政（チャウィジョン）。イ・ホン（ヨンヒ君）の正しくない行いに対して忠告を繰り返す人物。

※左議政（チャウィジョン）：国の政治を補佐する最高位の官職の一つ、領議政の次席。

引用元：tvN公式サイト『暴君のシェフ 人物紹介』

ユ・ヒョンミン（キャスト：ペ・ギボム）

ハン・ミンソン派

礼曹参判（ヨジョチャムパン）。名のある使節団（明の使節団）を迎える際の遠接使（公式な迎接役）を担う。

※礼曹参判（ヨジョチャムパン）：朝鮮王朝で儀礼や外交を司る礼曹の次席高官で、儀式や外国使節の接待などを補佐する役職。

引用元：tvN公式サイト『暴君のシェフ 人物紹介』

ソン・インジェ（キャスト：チョ・スンヨン）

ジェサン大君（デグン）派

右議政（ウウィジョン）。ジェサン大君を背後に政治力を増し、新しい国の構想を狙っている。

※右議政（ウウィジョン）：朝鮮王朝の三政（領議政・左議政・右議政）のひとつで、王の補佐役として政策の立案や政務の執行を担当する高官。

引用元：tvN公式サイト『暴君のシェフ 人物紹介』

ユ・ムンジョン（キャスト：チョ・ドクヒョン）

引用元：tvN公式サイト

ジェサン大君派。李曹判書。武人士禍の際に家族を失い、ジェサン大君の側に立った。

※李曹判書（イジョパンソ）：朝鮮時代の人事・官吏管理をつかさどる吏曹の高官。

キム・ヤンソン（キャスト：チョ・ヨンジン）

引用元：tvN公式サイト

ジェサン大君派。弘文館大提学。武人士禍の際に弟キム・イルソンを失い、イ・ホンに敵対心を持っている。

※弘文館：朝鮮時代の国立図書館・学問所で、官僚の教育や王への助言を担当する機関。
※大提学：弘文館の最高位官職で、学問・政策の面で王に助言する立場。

ホン・ギョンダル（キャスト：キム・グィソン）

引用元：tvN公式サイト