出典元:tvN公式サイト
2021年2月20日(水)よりNetflixで配信開始された、韓国ドラマ「ヴィンチェンツォ(빈센조)」のあらすじとネタバレ感想について書いています。
ここからネタバレになります!!
【ヴィンチェンツォ】第18話のあらすじ
第17話ラストの結末
ヴィンチェンツォはハンソに撃たれ、アイスリンクに倒れて意識を失いました。
インターポールの捜査官の1人が、ヴィンチェンツォの首元に手を当てて脈があるか確かめようとします。
すると、意識不明のはずのヴィンチェンツォが突然動き出し、捜査官の拳銃を奪って人質に取りました。〈銃を下ろせ〉
ヴィンチェンツォは、事前にハンソからインターポールが来ることを知らされていたようです。
ホッケージャージの中には血糊が仕込んであり(第4話でも使った)、ハンソの拳銃は空砲でした。
インターポールの捜査官たちにパオロが不正をした証拠ファイルを渡し、ヴィンチェンツォは自分にかけられた嫌疑を晴らします。
捜査官たちが帰った後、ハンソは疑われないように腕を軽く撃って欲しいとヴィンチェンツォに頼みます。
ヴィンチェンツォが言われたとおり撃つと、ハンソは痛みで気絶してしまいました。
病院で目が覚めたハンソは、ハンソクとチェ弁護士とハン代表に、ヴィンチェンツォを殺そうとしたが失敗し、インターポールの捜査官たちも殺されてしまったと嘘を伝えます。
バベルを潰す作戦①
バベルを潰す作戦は①と②があり、①は「チャン・ハンソクの駒を完全に始末する」ことです。
サンチョン区側の区長や警察署長、議員たちは第17話で始末済みなので、あとは大物(地検長や自治体のリーダー)だけです。
情報院のテ局長が腕時計の隠しカメラで撮った映像(金塊を受け取っている場面)とともに、ハンソクからのメッセージを装って彼らをカフェに集めます。
カフェにはソ院長が潜伏しており、店内のスピーカーで映像の音声を流します。地検長たちにハンソクへの不信感を植えつけ、バベルと仲違いさせるつもりのようです。
一方、ヴィンチェンツォとチャヨンは訴訟の書類を裁判所に提出します。
暖薬寺の僧侶たち(考察)
托鉢に出るといってリュックいっぱいの荷物を背負う僧侶たち。
ヨンホの母曰く、ここのところ毎日行っているようです。
第17話で僧侶たちとの話を終えたヴィンチェンツォは、寺を出たあと微笑を浮かべてました。やはり僧侶たちは密室に続く扉の存在に気づいたのかもしれません。
ヴィンチェンツォの指示で、僧侶たちは托鉢に出かけるふりをして少しずつ金を運び出してるんだと思います。
ヴィンチェンツォの計画(新事実)
ヴィンチェンツォはハン代表を脅し、ハンソクを拘置所に入れるよう指示します。
一方で、アン・チーム長とタク社長とイ社長に、ハンソクを2度にわたって襲撃させ、ハンソクに危機意識を植えつけます。
翌日、ヴィンチェンツォの指示どおりハン代表はチェ弁護士に「今の状況で安全な場所は塀の中だ」と助言します。
ハンソクは脱税の容疑で逮捕され、事が収まるまで拘置所の中で過ごすことに。
後日、ヴィンチェンツォはハンソクと面会し、これまでのことはすべて自分が仕組んだことだと明かします。
ヴィンチェンツォは、マフィアの世界で“腹が膨れたネコ”と呼ばれており、「満腹のネコは捕まえたネズミをもてあそぶ」ことに由来しているようです。
追記:第6話の、ヴィンチェンツォ(子供のジュヒョン)を教会で引き取った養父母(≠ファビオ)は強盗に殺されたみたいです。
「食い尽くす前にもてあそぶ。塀の中のお前に、バベル・タワーが崩れるのを見せてやるよ」
脱税の罪だけなら2週間でしたが、ペーパー・カンパニーの件で追加訴訟されたため、ハンソクは1ヵ月は拘置所から出られなくなりました。
カサノ家の危機
ヴィンチェンツォのもとに、イタリアからルカがやってきます。
ルカ曰く、カサノ家のメンバーが次々に殺されているようです。パオロはずっと無関心で、警察の捜査が入ると聞いてから逃げる準備をしていると。
コンシリエーレに戻ってきてもらわないとファミリーは全滅だと、ルカは言います。
結局、ヴィンチェンツォは2週間イタリアに戻ることになりました。
クムガ・プラザの入居者たちと別れの挨拶を済ませ、仁川空港まで見送りにきたチャヨンとも別れます。
「私も傷つくの。だから無事でいて」「約束する」
ヴィンチェンツォとルカは飛行機に搭乗しました。
密室内にあるはずのチョ社長の上着はどこに?
一方、チョ社長はキム室長の部下たちに拘束され、元情報院の情報調査力を駆使して密室のシステムを設計した人間を捜し出すよう命令されます。
どうやら、チョン検事からプラザの密室を開けたければチョ社長を捜せと言われたようです。
チョ社長は情報院のネットワークにアクセスして、ソ院長の存在を見つけ出しました。
ヴィンチェンツォがイタリアへ旅立ったあと、ソ院長はキム室長の部下に捕まり、暖薬寺に連れてこられます。
ソ院長は、キム室長に密室を開けるよう命令されます。ところが、扉を開けたものの密室の中には金ひとつ見当たりませんでした。
唖然とするチョ社長と憤るキム室長。
キム室長がチョ社長を問い詰めている隙に、ソ院長は寺から逃げ出します。僧侶たちは男らしく退路を守りますが、法律事務所“藁”のところでソ院長は追い詰められてしまいます。
ナム事務長は他の入居者たちを呼びに行き、チャヨンはソ院長の弁護人を名乗って彼女の前に立ちます。
部下の1人がソ院長を捕まえようと襲いかかってきます。男がチャヨンに手をあげようとしたところで、何者かが男の腕をひねり上げます。
チャヨンたちの目線の先には、ヴィンチェンツォがいました。
男を窓の外に投げやり、キム室長を牽制します。
「なぜいるの?」
チャヨンが尋ねると、ヴィンチェンツォは「別の方法を使った」と答えます。「それとインザーギに餌をやらないと」
ヴィンチェンツォは「5分で片づけてやる」と言い、かかってこいと指でジェスチャーします。
【ヴィンチェンツォ】第18話の感想
個人的に、ヴィンチェンツォとハンソがマッコリを飲みながら食事をしてるシーンが好きでした。
「あなたは兄貴みたい。不思議なんだ。怒られてもうれしいし、ホッケーするのも楽しい。酒を酌み交わすのも気楽だ」
ハンソはずっとサイコパスの兄のそばで育ったので、ヴィンチェンツォと過ごす時間は安らぐのかもしれません。「ビン兄貴」と言って嬉しそうに笑ってるハンソが可愛かったです。
最終回が終わるまでハンソには死なないでほしいな。切実…。
イタリアに発つ前、ヴィンチェンツォはチャヨンからもらった万年筆を、チャヨンは“ラグサン・ギャラリー”から送られてきたキスシーンの写真をしみじみ眺めてたけど、この2人は恋愛に発展するんでしょうか。
残り2話の見どころの1つだと思います。
あと、ヴィンチェンツォはバイバイ・バルーンの気球に乗るときがくるのかな。ヴィンチェンツォの「ヒョン」はなかなかよかったけど笑
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