出典元:tvN公式サイト
2021年2月20日(水)よりNetflixで配信開始された、韓国ドラマ「ヴィンチェンツォ(빈센조)」のあらすじとネタバレ感想について書いています。
ここからネタバレになります!!
【ヴィンチェンツォ】第17話のあらすじ
第16話ラストの結末
カン・ホチュルを射殺し、バベル&ウサンの面々に拳銃を向けるヴィンチェンツォ。
花瓶やグラスを撃って彼らをビビらせたものの、この場では殺さない選択をしたようです。苦痛のない死は祝福だといいます。
今後、“死よりつらい羞恥心”と“苦痛がじわじわと増す死”を与えてやるといい、手始めにハンソクの右耳を撃ちます。
痛みに悶えるハンソクを尻目にヴィンチェンツォはその場を後にしました。
病院に戻ると、チャヨンは約束どおり母のそばにいてくれました。ヴィンチェンツォはオさんの遺体の前で、「母さん」と呼びながら泣き崩れます。
手編みのマフラー(新事実・伏線回収)
オさんの葬儀にはクムガ・プラザの入居者たちが全員出席していました。
ヴィンチェンツォは、オさんが編んだマフラーをチャヨンから渡されます。
第13話でオさんがチャヨンに渡した手編みのマフラーは、実は息子であるヴィンチェンツォへの贈り物だったようです。
手紙も同封されており、第14話でそれを読みながらチャヨンは涙ぐんでいました。手紙には、ヴィンチェンツォへの愛が綴られていました。
その夜、ヴィンチェンツォは夢を見ます。
コンシリエーレ時代に“彼が犯してきた人殺しの場面”と“襲撃した車の中にいた少女”、それから“児童養護施設で泣いている幼い自分”と“30年後に再会した母との幸せな日々”。
翌日、ヴィンチェンツォは喪失感の中で目を覚まします。窓際ではインザーギが羽を休めてました。
スーツに着替えたあと、チョ社長が拳銃と弾の入ったアタッシュケースを持って部屋にやってきます。ヴィンチェンツォが調達を依頼したようです。
カサノ・ファミリーの初任務
クムガ・プラザの入居者たちは自分の店を休業にし、ヴィンチェンツォに全面協力することにしました。“カサノ・ファミリー”の誕生です。
入居者たちはデパートでユニフォーム(スーツ)を購入します。
ヴィンチェンツォはチェスに見立ててバベルを潰すつもりのようです。チェスの駒のように周りから消していき、最後に残ったハンソクを羞恥と恐怖の中で殺すと。
バベル・タワーの分譲権を渡すパーティーの日、会場の外に警備員に扮したスーツ姿の入居者たちがいました。ヴィンチェンツォから入場制限をするよう指示されます。
コック姿でマスクをしたトトとヨンホの母が会場内に高さのあるタワーケーキを運び込みます。
会場内には、撃たれた右耳をガーゼで覆っているハンソクの姿もありました。区長や警察署長、議員たちが彼に拍手喝采を送っています。
すると、ヴィンチェンツォの猟犬の一人 ファンギュが会場に現れます。彼は出入口のドアの鍵を閉めました。
ファンギュを見て、驚きに声をあげるチェ弁護士。
ファンギュは脅迫されていると言って、コートの中の爆弾を見せます。タワーケーキの中にも爆弾が隠されていました。
「分譲を受けた人は作成した契約書をすべて破棄し、チャン会長と縁を切るとひざまずいて誓うんです」
さもなければ爆発すると脅しますが、ハンソクたちに偽物の爆弾だと疑われます。
ヴィンチェンツォからは、身体に巻きつけている爆弾は偽物で、この仕事が終われば自由にしてやると言われていたファンギュ。
疑われた場合は、会場内にあるバベル・タワーの模型が爆発する計画だったようです。
しかし、ファンギュがカウントダウンを始め、“0”になると身体に巻きつけていた爆弾が爆発し、彼は死んでしまいます。
チャヨンは人殺しに戸惑いつつも、父ユチャンの仇を打ったのだと納得し、このまま計画を続けることに決めます。
ソ院長の力を借りて、ヴィンチェンツォは会場内の人たちに匿名でメッセージを送ります。タワーケーキの爆弾は本物で、監視カメラで中の様子を見ていると。
会場内にいる人たちは恐怖にわななき、次々に契約書を破り捨てて会長と縁を切ることを誓います。
結局、タワーケーキのほうの爆弾は偽物でした。
バベル・タワーの分譲権を渡すパーティーがあることをヴィンチェンツォに教えたのはハンソでした。2人は、アイスリンクでホッケージャージを着て滑りながら情報を交換していたようです。
ファンギュの死を知ったヒョクピル(もう1人の猟犬)はチェ弁護士に助けを求めますが、逆にチェ弁護士に殺されてしまいました。
後日、パーティー会場にいた区長や警察署長、議員のもとにスーツ姿の入居者たちが訪れ、彼らが契約書を破って口に入れてる映像を見せながら、クムガ・プラザ周辺の再開発を白紙にするよう圧力をかけます。
キム室長とパク・スンジュン
一方、ハン代表は先輩弁護士 キム室長のもとを訪れます。パク・スンジュンという国会議員を担当してる弁護士のようで、ハン代表の目的はその議員と面会することでした。
大事な選挙前だからと一度は拒まれますが、ギロチン・ファイルの名を口にするとパク・スンジュンの事務所に通してもらえることに。
ギロチン・ファイルのバベル関連のもので最も多いのは不動産でした。IUDC(革新都市開発公団)という“都市の不動産を開発して供給する団体”がそのすべてに関わっており、IUDCの代表がパク・スンジュンの義兄のようです。
ハン代表はパク・スンジュンに、クムガ・プラザの地下に1兆500億ウォン相当の金とギロチン・ファイルが隠されており、それをマフィアの弁護士が握っていることを教えます。
パク・スンジュンに「信じられるか?」と問われ、キム室長は信ぴょう性があると答えます。
暖薬寺の僧侶たち(考察)
ヴィンチェンツォは暖薬寺の僧侶たちに、もし建物が爆破されたら地下が一番危ないから他の場所に移るよう提案します。
しかし僧侶たちにその意思はないようです。
「一つ聞きたいことがある」と僧侶に言われ、何かを尋ねられたヴィンチェンツォは、寺を出たあと微笑を浮かべます。
僧侶たちは、地下の密室に続く扉の存在に気づいたのではないでしょうか。僧侶たちの協力を得れば他の入居者たちに気づかれぬよう金塊を運び出せるので、だからヴィンチェンツォは微笑していた?
情報院のテ局長(新事実)
ハンソクの自宅にバベル・タワーの競売の時にいた議員と自治体のリーダーが集まっています。地検長や情報院のテ局長の姿も。
バベル・タワーの再調査が始まり、本当にタワーが建つのか懸念する面々。議員たちをなだめるために、ハンソクは彼らに金塊を贈りました。
テ局長は、その様子を腕時計の隠しカメラで撮影し、弁護士事務所“藁”に向かいます。
どうやら、第13話のバベル・タワーの競売の前に、ヴィンチェンツォはアン・チーム長にギロチン・ファイルが手元にあることを伝えていたようです。
ヴィンチェンツォの指示で、アン・チーム長は上司のテ局長に協力を求め、テ局長は指示に従ってタワーの競売会場に行きました。(アン・チーム長は、ファイルがヴィンチェンツォの手元にあるとは言わず、地下にあると伝えています)
さらにテ局長は、キム室長に、ヴィンチェンツォがEU圏の政治家による不正の証拠を持っており、彼が死ねばダークウェブに証拠が上がり、国際問題に発展しかねないと嘘を伝えました。(ヴィンチェンツォに手を出させないようにするため)
思惑どおり、ハンソクの家にやってきたキム室長は、ハンソクにヴィンチェンツォには手を出すなと言います。
それからキム室長はハンソクが父を毒殺したことを知っており、ハンソが会長に復帰するよう命じます。
キム室長は、パク・スンジュンの大統領選挙のために危険の目を摘んでおくことにしたようです。
ヴィンチェンツォとハンソ
その後、ハン代表はパク・スンジュンの力で地検長となり、国際警察 インターポールが24時間以内にヴィンチェンツォを捕まえに来ることをハンソに教えます。
ハン代表は、カサノ家のボス パオロにヴィンチェンツォに着せる罪を捜してもらい、インターポールに通報したようです。
ハンソから連絡を受け、いつものようにアイスリンクで落ち合うヴィンチェンツォ。
悩みがあると言い、口ごもるハンソ。振り向きざまにヴィンチェンツォに拳銃を向けます。
それを見越してか、ヴィンチェンツォはすでに拳銃を構えていました。
ハンソは驚きに目を見開きます。
そこへ、インターポールを名乗る男たちが乗り込んできます。協力を要請された韓国警察もいるようです。彼らはヴィンチェンツォに拳銃を構えます。〈あなたを逮捕し本国に送還する〉
ヴィンチェンツォはハンソに向けていた拳銃をインターポールの方へ移そうとしますが、その瞬間、ハンソに胸を撃たれてしまいます。
流血し、アイスリンクにひざまずくヴィンチェンツォ。ハンソを睨めつけたあと、そのまま倒れて意識を失ってしまいました。
【ヴィンチェンツォ】第17話の感想
結局、ヴィンチェンツォはハンソクとチェ弁護士を殺しませんでしたね。
最後はヴィンチェンツォがハンソに撃たれるところで終わりましたが、たぶんハンソはヴィンチェンツォを裏切ったりしないと思います。てことは、血糊?
インターポールが捕まえにくるなら、わざわざ自分から呼び出して殺す必要ないと思うし…。
ヴィンチェンツォとハンソのやりとりが結構好きだったから、この終わり方はいやですね(願望)
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