出典元:tvN公式サイト
記念すべき初投稿は、Netflixで配信されている韓国ドラマ「ヴィンチェンツォ」の第5話で登場した、激辛チャンポンの再現レシピです。
ヴィンチェンツォ・カサノ(ソン・ジュンギ)とチャン・ジュヌ(テギョン)が意地の張り合いで辛さ対決をして、辛いタレをどんどん追加していくシーンが印象的でした。
この第5話を見て、激辛チャンポンを食べてみたいと思ったのは私だけではないはず…。
韓国式チャンポンとは
韓国のチャンポンは、白濁スープが特徴的な日本のちゃんぽんとは異なり、真っ赤です。見るからに辛そうな色をしています。
韓国の中華料理店で食べられるもので、チャジャンミョン(ジャージャー麺)と並ぶ人気メニューなんだそうです。
調べてみると、魚介や豚骨で取った出汁に粉唐辛子を加えることによって、あの赤いスープが出来上がっているんですね。
粉唐辛子はキムチの漬け込みなどに使用されるもので、日本の唐辛子と比べると辛味はやや抑えめで甘味があります。
韓国の唐辛子が2万スコヴィルなのに対し、日本の唐辛子(鷹の爪)はおよそ4万スコヴィルです。
そう考えると、80万スコヴィルのゴーストペッパーを食べたというジュヌは恐ろしいですね。もちろん見栄を張っただけなんでしょうけれど。そう信じたい…。
ちなみに、粉唐辛子は出汁と馴染みやすいように粉末のものを用意してください。
また、家庭で豚骨から出汁を取るのはなかなか難しいので、今回は豚肉の脂を含ませつつ、魚介の出汁をふんだんに使った韓国式チャンポンを作ってみようと思います。
ヴィンチェンツォで登場した激辛チャンポン
出典元:Netflix
再現レシピなので、さっそくヴィンチェンツォに出てきた激辛チャンポンを確認してみましょう。
スープと麺の他に、格子状に切り込みの入ったイカ、げそ、貝殻のようなもの(あさりかムール貝)が見えます。
それからエホバク、ニンジン、半透明の野菜(玉ねぎか白菜、またはその両方)、緑の野菜(チンゲンサイorほうれん草or小松菜)。
視認できるのはこれくらいでしょうか。
エホバクは普通の半月切りよりも細長く見えます。「まず縦半分に切って、横にして斜め薄切り」にすればこの形になりそうです。
ただ、エホバク(カボチャ)はなかなか日本では手に入らないので、今回はズッキーニを使います。
緑の野菜について、一番考えられそうなのは坦々麺など辛い料理の付け合わせとして用いられるチンゲンサイですが、このチャンポンに入っているものは茎の部分がやや細いように見えます。ほうれん草や小松菜の線も有力です。
また韓国式チャンポンには、他にもエビや牡蠣、椎茸、豚肉などが入っていることも多いそうです。写真では見当たりませんが、それらの具材が入っている可能性も十分考えられますね。
以上のことを踏まえて、「ヴィンチェンツォ」第5話で登場した激辛チャンポンの再現レシピをご紹介します!
激辛チャンポンの作り方
材料 (2人分)
・中華麺 2玉
・🅰️水 1L
・🅰️だし昆布 10g
・🅰️煮干し(いりこ)だし 大さじ1
・豚バラ薄切り肉 100g
・玉ねぎ 中1/2個
・白菜 葉2枚
・ニンジン 中1/3本
・椎茸 2枚
・ズッキーニ 中1/3本
・小松菜 1〜2株
・サラダ油 大さじ2
・みじんにんにく 小さじ2
・みじん生姜 小さじ1
・長ネギ 1/2本
・鷹の爪 2本〜 ※へたを取り除く。
・バナメイエビ 8尾
・イカ 50g
・あさり 100g ※砂抜きをする。
・粉唐辛子 大さじ3
・酒 大さじ2
・●醤油 大さじ1
・●ラー油 大さじ1
・●XO醤 大さじ1/2
・●オイスターソース 大さじ1/2 ※XO醤がない場合は大さじ1。
・こしょう 少々
・塩 適量
作り方
1.
玉ねぎと椎茸は薄切りにする。白菜はざく切りにする。ニンジンは千切りにする。ズッキーニは、まず縦半分に切り、横にして斜め薄切りにする。長ネギは斜め薄切りにする。
2.🅰️
鍋に水(1L)とだし昆布を入れ、30分浸したあと強めの弱火にかける。煮立つ直前に昆布を取り出し、アクを取ったら煮干しだしを加えてひと煮立ちさせる。
3.
小松菜を茎の方から入れて30秒ほど塩茹でし、冷水にとる。水気を絞って4〜5cm幅に切る。
4.
深型のフライパンにサラダ油(大さじ2)を引き、みじんニンニク、みじん生姜、1の長ネギ、鷹の爪を入れて弱火でじっくり炒める。
5.
香りが立ったら豚肉を加えて強めの中火で炒める。
6.
豚肉の色が変わったら、1の野菜を加えてしんなりするまで炒める。
7.
エビとイカを加えて、エビの色が変わるまで炒める。
8.
粉唐辛子(大さじ3)を加えて焦げないように弱火で炒め合わせる。
9.
酒(大さじ2)を加えてさっと全体に馴染ませる。
10.
1のだし汁600mlと●を加えて強火でひと煮立ちさせる。アクが出たら取る。
11.
あさりを加えて、あさりの口が開くまで煮る。アクが出たら取る。
12.
火を弱めて、こしょうと塩で味を調え、最後に3の小松菜を加える。
13.
買ってきた中華麺を袋の指示通りに茹でて、12のスープと合わせる。
まとめ
どうでしょう、見た目はgoodじゃないですか。ちゃんと再現できている気がします。少し手間はかかりますが、味も本格的に仕上がりました。
魚介の旨味と唐辛子の辛味がやみつきになります。気になった方は是非作ってみてくださいね。
記念すべき初投稿は激辛チャンポンの再現レシピでした。最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
★作中で3人が激辛ちゃんぽんを食べていたお店↓
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