韓国ドラマ【ヴィンチェンツォ】第20話(最終回)のあらすじとネタバレ感想!

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出典元:tvN公式サイト

2021年2月20日(水)よりNetflixで配信開始された、韓国ドラマ「ヴィンチェンツォ(빈센조)」のあらすじとネタバレ感想について書いています。

新事実は  で、伏線回収は  で、考察箇所は  でそれぞれ線を引いているので、視聴後にチェックしてみてください!

ここからネタバレになります。

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【ヴィンチェンツォ】第20話のあらすじ

ハンソ死す

肩を撃たれてくず折れるチャヨン。

ハンソクは動揺しつつも、再度、ヴィンチェンツォに拳銃を向けます。

するとハンソが、ハンソクの拳銃をつかみ、自身の腹部に押し当てました。「いいかげんにしろ。お前は絶対に、生まれるべきじゃなかった。クズめ」

ハンソの言葉に、ハンソクは表情を消します。拳銃を発砲し、ハンソの腰部から血しぶきが飛び散りました。倒れるハンソ。

ハンソクはヴィンチェンツォに向かって引き金を引きますが、弾が残っておらず、2階から飛び降りて逃亡します。

ヴィンチェンツォはハンソから、死に際にスマートフォンを渡されます。「兄貴、あとは頼みます」


ハンソクは車で逃亡し、GPSで追跡されないようにスマートフォンを海に投げ捨てました。

翌日、ハンソクは密売の男から、拳銃とナイフと新しいスマートフォンを購入します。


チャヨンは大事には至らず、病院の個室のベッドでヴィンチェンツォと話しています。第4話でヴィンチェンツォが入院していた個室と同じのようです。

「すべて終わったら、私には連絡せずすぐに韓国を離れて」

ヴィンチェンツォは愛おしそうに、チャヨンの髪を撫でます。

3人の死(新事実・伏線回収)

ヴィンチェンツォはアン・チーム長に、ハンソから渡されたスマートフォンのロックの解除を依頼し、ギロチン・ファイルを渡しました。

それからハン代表に電話をかけ、3時間以内にチェ弁護士を出所させたら命を助けてやると伝えます。

ハン代表は、ヴィンチェンツォの指示には従ったものの、ハンソクが雇ったチンピラに刺されて殺されてしまいます。


ヴィンチェンツォは出所したチェ弁護士に電話をかけ、ハン代表との会話の録音を聞かせます。「出所おめでとう。今日が命日になる」

チェ弁護士は急いでウサンに向かい、個室内に隠しておいたスマートフォンの電源を入れます。ハンソク(新しい番号)からメールの着信が届いていました。

チェ弁護士はSPを引き連れ、ハンソクの財産を整理したあとパスポートを取りに自宅へ向かいます。

しかし、部屋にはすでにヴィンチェンツォが潜伏していました。拘置所から尾行していたチョ社長が、外にいるSPを制圧します。

(チェ弁護士が拉致されたことを知った警察は、ヴィンチェンツォを指名手配します。)

ヴィンチェンツォがチェ弁護士への復讐に選んだ殺し方は「火炙り」でした。

チェ弁護士は全身にガソリンをかけられ、まるで大好きなダンスを踊っているかのように、熱さに踊り狂いながら殺されます…。


アン・チーム長からロックが解除できたと連絡があり、ハンソのスマートフォンからハンソクの位置情報が見られるようになります。

ハンソクは密航船でメキシコへ行くためにクムジョ港にいました。

タク社長・イ社長・レリー院長・パク代表が先に港に向かいます。しかし、チンピラたちを倒したものの、イ社長がハンソクに胸を刺されてしまいます。

そこにヴィンチェンツォが現れ、ハンソクを狙撃します。タク社長が顔面を蹴ってハンソクを気絶させました。

パトカーのサイレンが聞こえ、ヴィンチェンツォはハンソクを車に乗せてどこかへ向かいます。

ハンソクが目を覚ますと、どこかの廃倉庫でした。特殊な装置の上で手足を拘束されています。

第13話でハンソクがハンソにプレゼントしたお揃いの腕時計には、発信機が仕込まれていたようです。

ハンソは、ハンソクの腕時計すべてに発信機を仕込み、そして自分のスマートフォンから追跡できるようにしていました。兄がまた問題を起こして逃げ出したとしても、すぐに見つけて罰を受けさせられるように。そのおかげで、ハンソクの位置情報がわかりました。

ハンソクを拘束している装置は「贖罪の槍」と呼ばれるもので、5分ごとに5ミリずつ槍が動き、ハンソクの胸を少しずつ突き刺します。

「港で殺せばよかっただろ」

ハンソクの言葉に、「俺は言行一致でありたい」とヴィンチェンツォは言います。「俺の言葉を覚えてるよな」

ハンソクは何かを思い出し、怯えて涙を流します。

第17話で、ヴィンチェンツォはハンソクとチェ弁護士に「苦痛のない死は祝福だ」と言っています。「今後2つ与えてやる。死よりつらい羞恥心、そして苦痛がじわじわと増す死を」

その言葉どおり、ヴィンチェンツォは苦痛を与えながらチェ弁護士とハンソクを殺しました。

ハンソクが息絶える瞬間、カラスが彼の体を食べ始めます。

追記:「eat crow」は「やむを得ず非を認める」という意味らしいです。つまり、ハンソクは死ぬ間際に罪を認めたということ?

韓国からの出国

ヴィンチェンツォはアン・チーム長から、“個人情報と顔認証データを差し替えたパスポート”を渡されます。30分経つと元に戻ってしまうので、急ぐよう言われます。

そこへチャヨンと事務長がやってきます。

ヴィンチェンツォはチャヨンを抱きしめ、チョ社長が運転する車で空港へ向かいました。

涙を流すチャヨン。

ブドウ畑(考察)

1ヵ月後、チャヨンはブドウ畑を訪れました。

ワイナリーが併設されており、“1列単位で畑を購入あるいはレンタルして週末農業を楽しめる”ブドウ畑のようです。

名札のある場所は既に持ち主がおり、チャヨンは「ヴィンチェンツォ・カサノ」「1+1」という名札の前で立ち止まります。

それから地面を左足で踏みつけ、「安物のワインを作ってあげる」と言って笑います。

ラジオのニュースでは「チェ弁護士とチャン会長を連れ去った元マフィアの容疑者の行方は…」と言っているので、2人の死体はまだ見つかっておらず、チャヨンが踏みつけた土の下に埋まっている可能性があります。

※韓国には一つの商品を買うと、同じ商品が無料でついてくる「1+1」というシステム(安い商品に多い)があります。安いワインを一本買うと、無料で同じワインがもう一本もらえます。ヴィンチェンツォでいう「1+1」は、“「1+1」で売られるような安いワインの肥料にしかならない悪党=ハンソクとチェ弁護士”という意味らしいです。

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1年後

クムガ・プラザの入居者たちは、“カサノ・クムガ・ファミリー”としてサンチョン区の平和を守っているようです。

質屋の娘ダルレは無事生まれ、イ社長も助かりました。

ソ院長は金塊をピアノの中に隠しており、暖薬寺の地下には巨大な金の仏像が飾られていました。僧侶たちの分け前はこの仏像のようです。


シングァン銀行のファン会長殺害事件の再審では、亡くなった会長の暴行未遂とオさんの過失致死が明らかになりました。

ファン会長の妻は“事故を目撃しても救助を行わなかった”として裁判終了後に緊急逮捕されます。チャヨンが息子ミンソンにヴィンチェンツォの写真を差し入れたことで、ミンソンが証言し、事件の全容解明に至ったようです。

ヴィンチェンツォの写真を見ながら涙ぐむミンソンの頭に、サッカーボールがぶつかります。


アン・チーム長は局長となり、チョ社長は情報院の諜報員に復帰することになりました。

ヴィンチェンツォとの再会(新事実)

チャヨンは事務所“藁”に戻ると、事務長とハグをして勝訴の喜びを分かち合います。「オさんの命日が明日だから、なおさらうれしい」

事務長はチャヨンのデスクを指差して、ヴィンチェンツォからのハガキが届いたことを知らせます。

ハガキには“マルタ”と記されており、ヴィンチェンツォは当初の計画どおりマルタに発ったようです。同じ絵葉書が12枚あるので、1ヵ月に一通のペースで送ってきてることがわかります。

追記:ただ、絵葉書の写真はマルタ島ではなく、シチリア島のタオルミーナのものだそうです。

それから事務長は、“韓国・イタリア修好記念美術展”のチケットをチャヨンに渡します。事務長は“紙飛行機大会”に出る予定なので、チャヨンは1人で行くことになりました。

追記:ハガキには消印がなく、ヴィンチェンツォが直接事務長にハガキとチケットを渡した説があるようです。

美術館でチャヨンが絵画(カラヴァッジョ作「慈悲の七つのおこない」)を眺めていると、「絵と戦争は離れて見るべきだ」とヴィンチェンツォが背後で言います。第7話のキル院長の妻ヨウォンのときと同じシチュエーション。

追記:「慈悲の七つのおこない」は、〈死者の埋葬〉、〈囚人の慰問〉と〈食物の施与〉、〈衣服の施与〉、〈病気の治癒〉、〈巡礼者の歓待〉、〈飲物の施与〉で構成されており、すべてヴィンチェンツォの内容に一致しているそうです。

ヴィンチェンツォはイタリアの使節団に紛れて来たようで、明日には帰るそうです。来られるのは修好記念日だけだと。

追記:インザーギと仲間たちは、織姫と彦星を出会わせるための「橋渡し」をするカササギの役割を担っていたようです(朝鮮の七夕伝説)。ヴィンチェンツォとチャヨンを会わせるために、第18話のラストからインザーギは出てこなかった?

ヴィンチェンツォは「俺の島に招待する」とチャヨンに言います。

金塊でマルタ近くの無人島(ハガキの絵)を買い、島に“藁”という名前を付けました。今はカサノ・ファミリーと一緒に住んでるそうです。島にはチャヨンの部屋もあると。

島でずっとあなたのことを考えてたというヴィンチェンツォに、チャヨンは「信じられない」と言って階段を上っていきます。

ヴィンチェンツォはチャヨンを引き止め、キスをしました。「信じてくれる? 悪党はとにかくしぶとい」

2人は再びキスを交わし、お別れをします。

(金塊の移し場所は、チャヨンの家のシェルター?でした。)

最後のヴィンチェンツォの独白。

「2日前、俺はルチアーノらをブドウ畑の肥やしにし、マルタのオリーブ農園を手に入れた。俺は相変わらず悪党で、正義に興味すらない。正義は軟弱でうつろだ。それで悪党に勝てるものか。もし無慈悲な正義が存在するなら、俺は喜んで屈する。悪党も平和な世の中を望んでいるのだ。だがそれはかなわないから新たな趣味ができた。クズを始末すること。そうしなければクズに埋もれてしまう。悪党として最後に伝えたいことがある。〈悪は強く果てしないものだ〉」

追記の部分は、Twitterの考察を参考にしました。

【ヴィンチェンツォ】第20話の感想

最終回は殺人のオンパレードでしたね。ハンソも死んでしまったし…。

ヴィンチェンツォ・カサノという人間の本質は、最初から最後までブレずに、ラストの独白のままなんだなと思いました。

特別出演のキム・ソンチョルが再出演を果たしたのは個人的に一番嬉しかったです。笑

 

今日は朝から昼過ぎまで「三食ごはん」を見てテギョン(ハンソク)を蘇生させてました。YouTube「出張十五夜」を手がけているナ・ヨンソクPDのバラエティ番組で、すごく面白いのでぜひ見てほしいです!

 

 

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