出典元:Marvel
2023年11月10日に公開予定の米マーベル映画「ザ・マーベルズ」のあらすじ、キャスト情報、パク・ソジュンの配役についてご紹介します。
基本情報 |
タイトル ザ・マーベルズ |
原題 The Marvels |
制作 マーベル・スタジオ(ケビン・ファイギ) |
撮影期間 2021年8月11日〜11月25日 |
配給会社 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーションピクチャーズ |
監督 ニア・ダコスタ:『ヘヴィ・ドライヴ』『キャンディマン(リブート版)』 |
脚本 ミーガン・マクドネル:「ワンダヴィジョン」※第3話・第4話 |
公開日 |
日本公開 2023年11月10日 *日米同時公開(詳細はこちら) |
★本作は、2019年公開映画「キャプテン・マーベル」の続編です。続編制作発表時は「キャプテン・マーベル2」というタイトルでしたが、その後「ザ・マーベルズ」に変更されました。
★「ホワット・イフ…?」「ミズ・マーベル」のローラ・カフマン音楽監督。
★「キム秘書はいったい、なぜ?」「梨泰院クラス」などに出演している韓国俳優のパク・ソジュンが本作に出演しました!
★当初は2023年7月公開予定でしたが、2023年11月に延期されました。
⚠︎この記事には「アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー」「キャプテン・マーベル」「アベンジャーズ/エンドゲーム」「ワンダヴィジョン」のネタバレが含まれておりますので必ず本編をご視聴の上でお読みください。
【ザマーベルズ】あらすじ
前作「キャプテン・マーベル」のあらすじ
出典元:Marvel Entertainment
前作「キャプテン・マーベル」は、アベンジャーズでお馴染みのニック・フューリーが‘アベンジャー計画’に着手するきっかけとなったキャロル・ダンヴァースの物語が描かれています。
舞台は1995年。本作の主人公‘ヴァース’は惑星ハラに住むクリー人であり、スーパーパワーを得た代償で記憶をすべて失った過去を持つ女性。
スターフォース司令官‘ヨン・ロッグ’とともにスーパーパワーをコントロールする訓練に励んでいたある日、ヴァースは任務中に敵対種族であるスクラル人に拉致されてしまう。
※スターフォース:ヨン・ロッグが率いるクリー帝国の精鋭部隊。
スクラル人によって過去の記憶を調べられたヴァースは、かつて自分がC-53(地球人の住む星)にいたことや、プロジェクト・ペガサス(NASA/米空軍施設)の‘ウェンディ・ローソン博士’という女性と親交があったことを知る。
スクラル人のアジトから宇宙船を盗んで脱出したヴァースは、そのままC-53に不時着する。(スクラルの残党もC-53に潜入する)
そこでシールドの捜査官‘ニック・フューリー’と出会い、ヴァースはC-53に潜入したスクラルの侵略を防ぐためにフューリーと協力関係となり、行動を共にする。
プロジェクト・ペガサスの記録室でウェンディ・ローソンについて調べると、彼女が実は‘マー・ベル’という名前のクリー人であったことや、6年前の1989年に戦闘機墜落事故で死亡したことが判明する。そしてその資料に挟んであった写真には‘マリア・ランボー’という黒人女性と、ヴァースそっくりの女性が写っていた。
※シールド(S.H.I.E.L.D.):未知の脅威から人類を守ることを目的として設立された国際平和維持組織。
※プロジェクト・ペガサス:ウェンディ・ローソン博士が米空軍の施設で進めていた、エネルギー・コアを動力源としたライトスピード・エンジン搭載のジェット機についての計画。
※エネルギー・コア:四次元キューブ(=インフィニティ・ストーンの1つ)。
※インフィニティ・ストーン:ビッグバンによる宇宙誕生とともに発生した6つの膨大なエネルギーの結晶。
ヴァースとフューリーは、唯一の手がかりであるマリア・ランボー宅を訪れる。マリアには、‘モニカ・ランボー’という一人娘がおり、二人ともヴァースのことを知っている様子だった。
ヴァースはもともと‘キャロル・ダンヴァース’という地球人で、米空軍のパイロットでありマリア・ランボーとは親友同士だった。
そこへC-53に潜入していたスクラルが現れ、ペガサスの施設から6年前の墜落事故時の録音を入手したから聴いてほしいと言われる。
ブラックボックスに録音された音声により、今まで信頼していた司令官ヨン・ロッグこそが、キャロルとマー・ベルが乗っていた戦闘機を襲撃し マー・ベルを射殺したことがわかった。
エネルギー・コアのテクノロジー開発をしていたマー・ベルの目的は、同胞であるクリー帝国の戦力強化ではなく、クリー帝国の侵略からスクラルを守り 宇宙の戦争を終わらせることだった。
キャロルはヨン・ロッグに奪われまいと 戦闘機に搭載してあるライトスピード・エンジンを破壊し、そのとき四次元キューブのエネルギーが体内に取り込まれてスーパーパワーを得たのだった。
侵略者だと思っていたスクラル人が難民で、クリー人こそがヴィランだったこと。マー・ベルが自身のラボにスクラル人たちを保護していたことを知り、キャロルはスクラルと協力してクリー人と対峙する。
クリー帝国の技術によって抑制されていた力を解き放ち、完全にコントロールしたスーパーパワーでクリー人たちを返り討ちにする。
その後、キャロルは自身を呼び出す通信機をフューリーに渡してC-53を離れ、スクラル人の新しい故郷を探す任務に向かう。
先の一件で宇宙からの脅威を知ったニック・フューリーは、外敵から地球を守るために彼女のような特別な力を持つ者たちで結成される‘アベンジャー計画’(ヴァースの本名であるキャロル・アベンジャー・ダンヴァースのミドルネームが由来)を考案する。
それが今から28年前のこと。
「ザ・マーベルズ」のあらすじ
✔︎ 前提知識
・「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」
2018年、6つのインフィニティ・ストーンをすべて揃えたタイタンの帝王サノスの指パッチンにより人類の半数が消滅していく中、危機を察知したニック・フューリーは、23年前にキャロル・ダンヴァース(キャプテン・マーベル)から渡された通信機で彼女に信号を送り、その直後自身も塵となって消滅する。
・「アベンジャーズ/エンドゲーム」
トニー・スターク(アイアンマン)が故障した宇宙船のなかで途方に暮れていると、フューリーからの通信を受けたキャロル・ダンヴァースが現れ、宇宙船を地球に運ぶ。
5年後の2023年、スコット・ラング(アントマン)のおかげで過去に戻る方法を見つけたアベンジャーズの奮闘により、消滅した人類を復活させることに成功する。
・「ワンダヴィジョン」
「ザ・マーベルズ」の主要キャラクターであり、前作登場したマリア・ランボーの娘‘モニカ・ランボー’も、指パッチンにより5年間消滅状態にあった。
5年前、母マリア・ランボーは癌の治療を終え 退院を控えていたが、指パッチンによりモニカが消滅し、その2年後に癌が再発して亡くなったという。
ワンダヴィジョン第4話は、モニカが母の病室で復活するところから始まる。モニカにとっては少しだけ居眠りをした程度の感覚だが、実際には5年の月日が経っており、医師から3年前に母が他界したことを告げられる。
その後、モニカは母の死を嘆く間もなくソードの職員として復帰し、ワンダによる失踪事件の特別任務に着手することになる。
※ソード(S.W.O.R.D/知覚兵器観察対応局):マリア・ランボーが設立した、宇宙の脅威を監視する政府機関。
その後、モニカはヘックスという異次元エネルギーの結界に3度入ることになり、その過程で彼女の細胞が分子レベルで書き換えられ、徐々にスーパーパワーの力を覚醒させていく。
※モニカ・ランボーは、原作コミックでは‘二代目キャプテン・マーベル’としてキャプテン・マーベルを引き継ぐ人物。
この投稿をInstagramで見る
前作「キャプテン・マーベル」は1995年が舞台でしたが、本作「ザ・マーベルズ」は現在(2023年)を中心に物語が展開すると思われます。
キャロル・ダンヴァース/キャプテン・マーベル、モニカ・ランボー/二代目キャプテン・マーベル、そして新たに加わるカマラ・カーン/Ms.マーベルーー彼女たち‘マーベルズ’の活躍と、韓国俳優パク・ソジュンの関係性が物語に深みを与えてくれると期待しています!
【ザマーベルズ】予告編
「キャプテン・マーベル」の予告編
「ザ・マーベルズ」の予告編
2022年9月9日〜11日に開催されたディズニーのファンイベント『D23 Expo 2022』に、「ザ・マーベルズ」の監督ニア・ダコスタと出演俳優ブリー・ラーソン、テヨナ・パリス、イマン・ヴェラーニが参加しました。
*trolls combust* pic.twitter.com/hTCOj7pwyU
— Brie Larson (@brielarson) September 11, 2022
“and they were too stunned to speak” pic.twitter.com/15BFcV9Iiz
— Brie Larson (@brielarson) September 14, 2022
TOGETHER.
See you November 10 ✨ #TheMarvels pic.twitter.com/bXJNcJ2aw5— Brie Larson (@brielarson) February 17, 2023
『マーベルズ』
11月10日(金)
日米同時公開決定❗️“マーベル”の名のもとに#キャプテンマーベル#ミズマーベル#モニカランボー
豪華ヒーロー集結🌟タイトルの #マーベルズ が
意味することとは?#アベンジャーズ で無類の強さを誇る
キャプテン・マーベルの新たな物語https://t.co/RBpIunXOVD pic.twitter.com/crU3qXtmyC— マーベル・スタジオ[公式] (@MarvelStudios_J) March 15, 2023
【ザマーベルズ】キャスト
キャロル・ダンヴァース(キャスト:ブリー・ラーソン)
出典元:Marvel Entertainment
MCU史上最強のヒーロー‘キャプテン・マーベル’。四次元キューブのエネルギーが体内に取り込まれたことでスーパーパワーを得た。
スクラルの新しい故郷を探す任務に向かってから「アベンジャーズ/エンドゲーム」で再登場を果たすまでの23年間、この空白期間に何をしていたかは不明。アベンジャーズと共にサノスと戦ったことで、地球を見捨てたわけではないとわかる。
モニカ・ランボー(キャスト:テヨナ・パリス)
出典元:©Marvel Studios 2021
キャロル・ダンヴァース(キャプテン・マーベル)の親友であるマリア・ランボーの娘。「ワンダヴィジョン」でスーパーパワーに目覚め、原作コミックでは‘二代目キャプテン・マーベル’となる人物。
カマラ・カーン(キャスト:イマン・ヴェラーニ)
出典元:Ms.MarvelのInstagram
キャプテン・マーベルに憧れるアベンジャーズオタクの高校生。家や学校に居場所を見つけられず、空想の世界にばかり浸っていたある日、祖母から贈られた腕輪をはめたことによりヒーローたちと同じようなスーパーパワーを手に入れ、‘Ms.マーベル’を名乗ってヒーロー活動を始める。
ニック・フューリー(キャスト:サミュエル・L・ジャクソン)
この投稿をInstagramで見る
シールドの元長官で、現在はアベンジャーズの司令官。
(キャスト:パク・ソジュン)
出典元:パク・ソジュンのInstagram
パク・ソジュンがキャロル・ダンヴァースの夫であるヤン王子を演じるという噂があります。ヤン王子は、誰もが歌うことでコミュニケーションを図る音楽惑星の指導者です。
(キャスト:ゾウイ・アシュトン)
出典元:ゾウイ・アシュトンのInstagram
本作のメインヴィラン。
マリア・ランボー役のキャスト:ラシャーナ・リンチ
出典元:ラシャーナ・リンチのInstagram
キャロル・ダンヴァースの親友で、モニカ・ランボーの母。ソード(S.W.O.R.D/知覚兵器観察対応局)の設立者。指パッチンの2年後に癌が再発して他界する。
ヴァルキリー役のキャスト:テッサ・トンプソン
出典元:Marvel Studios
本名はブリュンヒルデ。アスガルドの女戦士一族出身で、「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」以降、地球へ避難したアスガルド民とともにノルウェーのトンスベルグにニューアスガルドを築き、ニューアスガルドの王として君臨している。
他のアスガルド人に比べても凌駕した腕力と丈夫な身体で、ペガサスに乗りながら槍や剣を使って戦う。
【ザマーベルズ】パク・ソジュンの配役は?
・2021年9月3日、所属事務所awesome.entがパク・ソジュンのMUC(マーベル・シネマティック・ユニバース)参加を正式に発表。(詳しくはこちら)
韓国俳優では、スヒョン(アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン)とマ・ドンソク(エターナルズ)に続く3人目となるMUC入りを果たしました。
・Instagramは「ザ・マーベルズ」の撮影地であるイギリスで撮ったもの▼
この投稿をInstagramで見る
まだ公式発表はありませんが、オンライン上のファンたちの間で予想されているパク・ソジュンの配役についてご紹介します。
「ザ・マーベルズ」でパク・ソジュンがハルクを演じる?
出典元:Marvel.com
マーベル・コミック(原作)には「超人ハルク」シリーズがいくつか存在しており、そのうちの一つに韓国系アメリカ人のアマデウス・チョウというキャラクターがいます。
地球上で最も知能の高い8人のうちの1人であるアマデウス・チョウは、従来のハルクとは違い変身しても理性を保つことができます。
韓国系アメリカ人である点に加え、アマデウス・チョウは原作コミックで‘Ms.マーベル’とチームを組んだ仲でもあるので、マーベルズの活躍をサポートするハルク役としてパク・ソジュンがキャスティングされた可能性は高いと思います。
「ザ・マーベルズ」でパク・ソジュンがマーベル・ボーイを演じる?
本作のタイトルに複数形の“マーベルズ”が使われているのは、3人の女性マーベルが揃うためだと考えられますが、実は4人目のマーベルも用意されており、そのキャラクターをパク・ソジュンが演じるのではないかという予想です。
原作コミックには、‘マーベル・ボーイ’と呼ばれているキャラクターが2人います。
出典元:Marvel.com
1人目は‘ノーヴァー’というアンチヒーローです。少しの間ですが‘プロテクター’というヒーロー名でアベンジャーズ入りも果たしました。
ノーヴァーは惑星ハラから来たクリー人であり、ダークアベンジャーズ(ヴィラン集団)に‘キャプテン・マーベル’として在籍していた過去もあるので、彼が本作の“マーベルズ”に含まれている可能性は十分考えられます。
出典元:Marvel.com
2人目は‘ウェンデル・ボーン’というキャラクターで、‘クウェーサー’という名前でヒーロー活動をしていました。
原作コミックでは、ウェンデルは元々シールド(S.H.I.E.L.D.)のエージェントだったので、シールドの元長官であるニック・フューリーがキャロル・ダンヴァースに彼を紹介するという流れになっても不思議ではありません。
なお、パク・ソジュンが別のキャラクターまたは完全に新しいキャラクターを演じる可能性もあります。ヒーローかもしれないし、悪役かもしれません。
追記1
出典元:Marvel.com
本作に‘ブルー・マーベル’が登場するという噂が浮上しました。原作コミックで、ブルー・マーベルこと黒人のアダム・ブラッシャーは、2代目キャプテン・マーベルであるモニカ・ランボーと恋人関係になる人物です。彼自身も、反物質エネルギーをその身に宿したスーパーパワーの持ち主です。
もしブルー・マーベルが本作に登場する場合、彼がマーベルズの4人目ということになるため、パク・ソジュンがマーベル・ボーイを演じる可能性は低くなります。
その場合、パク・ソジュンは アデマウス・チョウのハルク役か、全く異なる新キャラクターを演じることになります。もしくは、ブルー・マーベルの設定を黒人から韓国人に変更してパク・ソジュンが演じるか。
追記2
パク・ソジュンがキャロル・ダンヴァース(キャプテン・マーベル)の夫役を演じると言われています。
彼が演じるのはヤン王子というキャラクターで、誰もが歌うことでコミュニケーションを図る音楽惑星の指導者です。
【ザマーベルズ】最後に
2023年公開映画「ザ・マーベルズ」を鑑賞するにあたり、最低限観ておくべきマーベル作品は、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」「キャプテン・マーベル」「アベンジャーズ/エンドゲーム」「ワンダヴィジョン」「Ms.マーベル」です。
✔︎ その他、観ておけばさらに理解が深まる作品
・サノス登場回:「アベンジャーズ」「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」
※2作品ともエンディングの直前に数秒間だけ出てきます。
・ピーター・ジェイソン・クイル(スター・ロード)登場回:「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」
・ワンダとヴィジョン登場回:「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」
・ヴァルキリー登場回:「マイティ・ソー バトルロイヤル」「ソー:ラブ&サンダー」
上記に挙げた作品はすべて『Disney+(ディズニープラス)』で配信されています!!
コメント