
出典元:Netflix
キム・ダミ&パク・ヘス主演のNetflixオリジナル韓国映画「大洪水」のあらすじ・キャスト・カメオ出演・考察について書いています。
| 基本情報 | |
| タイトル | 大洪水 |
| 原題 | 대홍수 |
| 公開日 | 2025年12月19日 (金) |
| 制作 | ファンタジーライト |
| 演出 | キム・ビョンウ:『テロ,ライブ』『PMC:ザ・バンカー』『白頭山大噴火』 |
| 脚本 | |
| 日本配信 | NETFLIX |
✓2022年8月2日、キム・ダミ&パク・ヘスが主演としてNetflix映画『大洪水』をリードすることが確定しました。
※新しい情報が入り次第、随時更新いたします
大洪水(韓国映画)あらすじ

大洪水により滅亡の危機に直面した地球。浸水したマンションの中で繰り広げられる決死の闘いが、人類生存の鍵をにぎる唯一の希望となる。
大洪水(韓国映画)予告編
大洪水 キャスト|主要人物
ク・アンナ役のキャスト:キム・ダミ

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AI研究所の感情エンジン開発部主任。巨大津波の中で生き残るために孤軍奮闘する。
・マリオネット 私が殺された日 (2018/映画)
・The Witch 魔女 (2018/映画)
・梨泰院クラス (2020/JTBC)
・その年、私たちは (2021-2022/SBS)
・THE WITCH/魔女 -増殖- (2022/映画) ※特別出演
・ソウルメイト (2023/映画)
・大洪水 (2025/Netflix映画)
・魔女2 (2022/映画)
・ナインパズル (2025/ディズニープラス)
ソン・ヒジョ役のキャスト:パク・ヘス

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地球全体を脅かす大洪水の中、アンナを救助しようとするAI研究所セキュリティチームの男。なぜアンナを救おうとするのか、その背後には誰がいるのか、謎に包まれた人物。
大洪水 キャスト|周辺人物
シン・ジャイン役のキャスト:クォン・ウンソン

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ク・アンナの息子。
イ・ジス役のキャスト:ユナ

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祖父母に会いに来た少女。
役のキャスト:キム・ガンビン

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強盗。
大洪水 キャスト|カメオ・特別出演
イム・ヒョンモ役のキャスト:チョン・ヘジン

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アンナの上司で、感情エンジンを開発するAI研究所の部長。
シン・ガウォン役のキャスト:イ・ハクジュ

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アンナの亡き夫。
イ・フィソ役のキャスト:パク・ビョンウン

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大洪水(韓国映画)考察
⚠️ここからネタバレになりますので、映画鑑賞後にご覧ください。
この映画は一見すると、災害SFやAI倫理の話に見えますが、物語の核心は 「母性という感情を、どうやって人工的に成立させるか」という一点にあります。
物語の前半部分は、実際に起こった出来事です。ク・アンナは感情エンジンのAI研究者であり、2体のクローン体に感情を持たせることに成功しました。そのうちの一体はアンナの上司であるイム・ヒョンモ部長が育てることになったユジン、もう一体はアンナが育てることになったシン・ジャインです。
隕石が地球に降り注ぎ、大洪水が発生している中、研究所のセキュリティチーム員であるソン・ヒジョは上の命令でアンナを救出しようとします。その後、自分もシャルターに避難できると思っていましたが、最終的に殺されてしまいます。
セキュリティチームの役割は、ジャインの脳の回収と、感情エンジンの唯一の研究者であるアンナを宇宙に避難させることでした。
そして、ジャインの脳が取り出され、アンナと共にヘリで移送され、宇宙の研究所に避難しました。
しかし、その途中に隕石が衛星にぶつかり、その破片がアンナの腹部を貫きます。
アンナは母親の感情エンジンを作るために、自分の脳を使うことに決めました。ジャインもその方が喜ぶと。
ここまでが現実世界での話です。
その後、アンナとジャインの脳はデータ化されたシミュレーション空間に送られ、アンナが死ぬたびに世界がループしていきます。その度にアンナが着ているTシャツの番号が増えていきます。
感情エンジン(AI)に母性を学ばせるには、子供を隠し、母親に探させる必要がありました。
母性とは、命令でも合理でもなく、探さずにはいられない状態に追い込まれることだと定義できます。
探すべき理由を説明できない。やめた方が合理的だと分かっていても、体が動いてしまう。この「抗えなさ」そのものが母性です。
つまり「母親の感情は“子を探す構造”によって再現される」ということです。
また、このデータ化されたシミュレーション空間では、セキュリティチーム(ソン・ヒジョ以外)は完全なる敵として描かれています。
(ソン・ヒジョは自分がセキュリティチームに殺されることを聞かされ、アンナの見方につきました。)
現実世界では、セキュリティチームは人類存続という目的のためにジャインを殺して脳を回収し、アンナを避難させました。
しかし、このシミュレーション空間で、感情エンジン(AI)が母性を獲得するためには、ジャインをなんとしても守らなければなりません。
この映画の後半では、探そうとする衝動(アンナの母性)と、それを止めようとする合理(セキュリティチームの制御)の衝突が何度も起きることで、感情が「未完了のまま終わる状態」が繰り返されました。これはまさに、AIの感情学習プロセスと言えます。
それでも最終的に、アンナのデータ(感情エンジン)は母性を獲得することに成功し、クローン体に感情エンジンを搭載した「新人類」として地球に送られるシーンで終わりました。
※個人的な考察なので、参考程度にお願いします。
最後に
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