韓国ドラマ「ムービング」シーズン2はある? 続編は原作ウェブ漫画の“ブリッジ”?

写真:ディズニープラス

韓国ドラマ「ムービング」は人気ウェブトゥーン作家のカンプル氏が執筆したウェブ漫画を原作としており、ドラマの脚本もカンプル作家自身が担当しました

カンプル作家は、視聴者に細部までちゃんと見てほしいという理由から倍速機能がない『ディズニープラス』をグローバルOTTプラットフォームに選んだほど「ムービング」という作品に対して強いこだわりを持っています。

2023年9月20日にディズニープラスで公開された「ムービング」の最終話では、続編を示唆するような終わり方で視聴者たちからシーズン2制作に関する注目を集めました。

結論から言うと、シーズン2が制作されるという情報はまだ出ておりません。

ただ、カンプル作家が過去に執筆した原作ウェブ漫画の中には<ムービング>の続編にあたる<ブリッジ>という作品がすでに連載されているため、シーズン2が制作される可能性は極めて高いといえます。

2024年11月21日、ムービング2の制作が公式発表されました!(詳細はこちら)

 


写真:ハン・ヒョジュのInstagram / (左)カンプル作家

 

 

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『ムービング』シーズン2(続編)はある?

写真:NAVER

原作ウェブ漫画<ムービング>の続編にあたる<ブリッジ>という作品は、カンプル作家が過去に連載した2つのウェブ漫画<タイミング>と<ムービング>のクロスオーバー作品になります。

ウェブ漫画<ブリッジ>
ウェブ漫画<タイミング>

<ムービング>が身体超能力者たちによるアクション物であるなら、<タイミング>は ‘タイマー’ と呼ばれる時間に関する超能力を持つ者たちの話を描いた作品です。

<ブリッジ>は、平和に暮らそうとする<ムービング>の主要人物たちを狙う勢力に対抗して<タイミング>の時間超能力者たちが登場し、<ムービング>と<タイミング>の登場人物たちが互いに協力して人々を救うために共に戦う話を盛り込んでいる。

まさに韓国版アベンジャーズですね!

 

カンプル作家が執筆した3つのアクションヒーロー漫画
作品名 タイミング ムービング ブリッジ
連載期間 2005年6月10日〜11月7日 2015年2月2日〜9月21日 2017年3月27日〜2018年1月1日
ジャンル 時間能力者たちによるアクション物 身体能力者たちによるアクション物 <タイミング>と<ムービング>の登場人物たちが協力し合って悪に立ち向かうアクション物
世界観 共有(クロスオーバー)

 

実は、ドラマ「ムービング」の第16話(22:50)に<タイミング>の主人公であるキム・ヨンタクが登場し、原作ファンの間で話題になりました↓

写真:ディズニープラス

「ムービング」の舞台となったチョンウォン高校は、韓国での超能力者育成のために国家情報院によって設立されました。
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チョンウォン高校にはかつて<タイミング>の主人公であるキム・ヨンタクも在学しており、高校3年生のころに転校したようです。
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ヨンタクは担任のチェ・イルファンに転校することを告げ、イルファンから考え直すよう説得を受けている間、時間停止能力を使ってしばしば時間を停止させました。
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ヨンタクの生年月日は1993年8月17日であり、一方「ムービング」の高校生主人公たち(ボンソク・ヒス・ガンフン)は1999-2000年生まれなので、ヨンタクのほうが彼らより6-7歳年上ということになります。

 

ドラマ「ムービング」の続編が制作される場合、 まず<タイミング>を実写ドラマ化してから <ブリッジ>を実写ドラマ化する、あるいは 「ムービング」のシーズン2として<ブリッジ>を実写ドラマ化し、そこにキム・ヨンタクなど<タイミング>の主要人物たちを ‘時間超能力者’という位置づけで登場させる 2パターンが考えられます。

 

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『ムービング』シーズン2(続編)を示唆する描写

▶︎卒業式が2019年に行われたこと

「ムービング」第20話で描かれたボンソク・ヒス・ガンフンの卒業式は2019年に行われています。 現実世界と同じ2023年にしなかったのは、続編を作った時にちょうど現実世界との時期が合致するようにしたかったからだと思われます。

 

▶︎キム・ボンソクが人助けの活動を始め、市民からスーパーヒーローとして認知されはじめた


写真:ディズニープラス

高校の卒業式にも出席しなかったキム・ボンソクは、実はヒーロー活動に勤しんでいました。 黄色いレインコートを羽織って人助けをするボンソクは、人々から ‘イエローマン’ と呼ばれるようになりました。

 

▶︎イ・ガンフンが高校卒業後に国家情報院に入った 


写真:ディズニープラス

イ・ガンフンは20年間保護観察下にいる父ジェマンの前科を抹消してもらうために国家情報院に入りました。

 

▶︎ヒスの友人であるシン・へウォンは国家情報院の第5チーム次長ミン・ヨンジュンの上司だった


写真:ディズニープラス

シン・へウォンはチャン・ヒスが以前通っていた高校でいじめを受けていた女子生徒であり、のちにヒスが通うことになったチョンウォン高校に転入してきた人物。

彼女は原作ウェブ漫画では ‘老けない超能力’ を有する国家情報院の第5チーム次長ミン・ヨンジュンの上司です。

 

▶︎ミン・ヨンジュンがキム・ドゥシクに殺された後、その後任としてマ・サングが国家情報院の第5チームを率いることになった


写真:ディズニープラス

キム・ドゥシクがイ・ミヒョンに惚れるきっかけとなったカモメ作戦の指揮者だった人物で、目的達成のためなら敵も味方も問わず殺害する残酷な人格破綻者。

ミン・ヨンジュンが亡くなると、その座を引き継ぎました。

 

▶︎北の工作員クァク・ヨンドゥクがチャン・ジュウォンのチキン店で働くことになった


写真:ディズニープラス

クァク・ヨンドゥクは韓国に潜入した北の工作員であり回復能力者です。 任務の過程で仲間を失い、泣いているところをヒスと鉢合わせ、そのまま拾われたようです。 その後、回復能力者同士死闘を繰り広げたチャン・ジュウォンのチキン店で働くことになりました。

 

▶︎CIAの清掃人であるフランクが生きていた


写真:ディズニープラス

CIAの清掃人で、回復能力者。 原作ウェブ漫画には登場しないドラマオリジナルキャラクター。 CIAの命令で、国家情報院の元工作員である超能力者たちを殺害した人物。 チャン・ジュウォンとの死闘の末に敗北し、ずっと生死不明でしたが最終話で生きていることが確認されました。

彼の生存はCIAも知らないようです。

 

▶︎フランクに殺害されたナジュの実娘ヤン・セウンの今後 


写真:ディズニープラス

ヤン・セウンは、フランクに殺された国家情報院の元工作員であり透視能力者ナジュの実の娘です。 母親と同じ透視能力を有しています。 原作ウェブ漫画には登場しないドラマオリジナルキャラクター。

彼女は2004年のチョンウォン高校の生徒でしたが、その年に病気で亡くなりました。 しかし、数年後のナジュの葬式に出席していたため、当時は死を偽装したことになります。

母親の仇であるフランクが生存していたことから、彼女も今後再登場する可能性があると思います。

 

▶︎コードネームEを持つイライアスというCIAの新しい清掃人が登場する? 


写真:ディズニープラス

彼はアメリカ大使館の参事官を装ったCIA要員で、フランクに命令を与えている人物です。 原作ウェブ漫画には登場しないドラマオリジナルキャラクター。

フランクの行方が分からなくなったため、彼はコードネーム(E) イライアスという別の清掃人に連絡を取りました。

今度はイライアスが韓国に潜入してくると思われ、過酷な子供時代を共にしたフランクとイライアスの絡みも見どころかもしれません。

 

最後に

今後、「ムービング」のシーズン2に関する最新情報が入り次第、随時記事をアップデートしていきます。

 

 

 

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