出典元:tvN公式サイト
韓国ドラマ【君は私の春】第7話〜第8話の内容を整理し、伏線回収箇所の確認や謎考察をしています!
※ここからネタバレになります。第8話まで視聴してない方や、自分で展開を予想しながら見るのが好きな方は読まないようにしてください!!
【君は私の春】第7話〜第8話のあらすじ
※ダジョン視点は黄、ヨンド視点は緑、イアン・チェイス視点はオレンジ、プンジ警察署強行班3チームは紫、マジングループは赤、正体不明の人物はグレーの枠で囲っています。色は覚えなくて大丈夫です。
第7話
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ホテルの部屋にいるはずのイアン・チェイスと連絡が取れず、マジン病院のチュ秘書の代わりにダジョンが様子を見にいく。
イアンは、ナヌムジェイル教会・祈祷院にいた頃の悪夢を見ており、ダジョンに「僕はなでてない。バカ」と言った場面も出てくる。
ダジョンに起こされたイアンは、夢と現実の区別がつかず、錯乱してダジョンの首を絞めてしまう。
しばらくして、はっとして手を離すイアン。
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イアンが20分ほど考えて紙に書き留めたのは、「連絡をください イアン・チェイス」という一文のみだった。
イアンに嫌悪感を抱き不平をこぼすユギョンを尻目に、ダジョンは同封してあった名刺の番号に電話をかける。
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2人は会うことになり、ダジョンはイアンから謝罪を受ける。
ダジョンは、イアンが首を絞めたのが故意ではないことをわかっており、「悪夢を見たんですよね? 私も目覚めた時、頭が混乱した経験があります」と言う。
“隣の家に入ったつもりが自分の家だった。外に出てもまた自分の家で、夢から覚めるとまた自分の家だった”
子供の頃に見た夢を話すと、「それが悪夢ですか?」とイアンに問われる。
隣の家の子になりたかったからです、とダジョンは自嘲ぎみに答える。
イアンはダジョンの話を聞き、「見せたくない姿を見られて気が重かったのですが、楽になりました。僕の恥ずかしさを和らげてくれて感謝します」と言う。
「今度、夕食をごちそうします」と言われるが、ダジョンはそれを丁重に断る。
(後日イアンは、トッポッキ店でこっそりダジョンとユギョンの会計を済ませる。)
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1992年12月。双子の兄弟は床に敷いた布団で一緒に寝ている。(兄:少年B , 弟:少年A)
少年B(現イアン・チェイス)は母に起こされ、風邪を引いているのか 弟の好きなイチゴ味の風邪薬(シロップ)を飲むように言われる。
嫌々 薬を飲んだあと、少年Bは再び眠りに就く。母は少年Bが寒くないように、肩まで掛け布団をかけ直している。
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少年Bが目を覚ますと、そこは見知らぬ部屋だった。
食堂のドアを開けると、子供たちが食事をしている。男性職員が少年Bを呼ぶ。
「ここはどこ? 僕の弟はどこに? 母さんは?」
少年Bが男性職員に質問していると、そこに女性職員(キム・ミョンジャ)がやって来る。
「この子が名前のない子?」
「僕はチェ・ジョンミンです」
「弟の名前だろ」と男性職員。
「2人ともチェ・ジョンミンです」
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「2人のうち1人は出生届も出してないのね」
キム・ミョンジャが男性職員に問うと、男性職員はどこか照れくさそうに「仕事に戻れ」と返す。
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少年Bは、祈祷院のトイレに置いてある、使い古された歯ブラシを手に取る。キム・ミョンジャの言葉どおり、ここでは子供たちに歯ブラシを共有させている。
イアン・チェイスが“歯ブラシを10個常備”しているのは、このときのトラウマのせいだったようです。
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「普通は1人に1つ名前がある。だがお前には名前がない」
「僕も弟もチェ・ジョンミンです」
「その子はもう弟じゃない」
「母さんに電話を」
「あの人ももうお前の母親じゃない」
「どういうこと?」
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少年Bは男性職員との会話を思い出しながら、母に捨てられたのだと涙を流す。
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ヨンドはコ刑事に、パク・ホ刑事が刺された日の監視カメラの映像の分析結果を報告している。
※上の図を参照してください。
①イアン・チェイスはカフェの中から、パク刑事が進行方向へ進み、通路Aに入っていくところを見る。
②イアンはカフェから出て通路Aのところまで行くが、振り返ってカフェ内の自分がいた席を確認し、パク刑事の後を追わずに通路Bに向かう。
→イアンはパク刑事以外に自分を尾行してる者の存在に気づいており、刑事がいなくなった隙にもう1人の尾行者に接触しようとしたのだと思われます。(※このとき刑事がもう1人の尾行者を追いかけていったとは思っていないはず。)
→もしかすると最初は黒ずくめの男が通路Bのところにいて、イアンはそれに気づいていたのかもしれません。そのあと男は公園のそばの道を通って通路Aに向かい、そこでパク刑事に見つかります。
イアンは刑事以外に自分を尾行する人間がいるのを知っていながら、その件を警察には黙っていた。
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キム・ミョンジャの夫から、妻が祈祷院に通っていた頃の写真が送られてくる。
ヨンドはその写真に11歳の自分が写ってることに驚愕する。
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1994年春。ヨンドは父に連れられ、ナヌムジェイル祈祷院でしばし生活することになる。
そこで少年B(兄)と出会う。
少年Bは祈祷院に入って1年以上経ち、職員にも反抗的で、使い回しの歯ブラシにもすっかり慣れた様子。
自分の歯ブラシを持参してきたヨンドに、少年Bは「お前も親に捨てられたんだ」と皮肉を言う。
「違う」「なぜ分かる」
「僕はウソを見抜けるから。父さんは必ず来ると約束してくれた。僕はチュ・ヨンドだ。君の名前は?」
「名前なんか必要ない」と言って、少年Bはヨンドの足を踏みつける。
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父に手を引かれて祈祷院を去るヨンドを、少年Bは恨めしそうに、それでいてどこか羨ましそうな目で見つめている。
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第8話
出典元:Netflix
どこかのマンションの一室で、イアン・チェイスとノ弁護士が話している。
「家宅捜索で散らかった物を整理して、他はそのままです」とノ弁護士。
イアンは引き出しを開け、中にあるものを真顔で見つめる。(引き出しの中には、何かの書類や封筒、本のようなものが入っている。)
「玄関の暗証番号を変えては? ここに来るおそれが」
ノ弁護士の言葉に、「変えません」とイアンは答える。「ここに来てもらわないと」
イアンたちのいるマンションの前を、黒ずくめ(黒帽子に黒マスク)の男が歩いている描写。
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イアンがグランド ハイアット(ホテル)の前に車を止め、携帯を見ながら歩いていると、アイスクリームを持ったエイデンとぶつかる。ジャケットにアイスが付着する。
イアンは、ダジョンとエイデンを連れてアイスクリームを買いに行く。
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アイスクリームを買ったあと、公園で遊んでいるエイデンをダジョンは「イデン(イデナ)」と呼ぶ。
その呼び方に反応を示すイアン。「イデン(イデナ)?」
韓国における親しみのある人に対する呼び方だが、イアンはそれを知らなかった。
ダジョンに「イアン(イアナ)」と呼ばれ、自分に名前があることをしみじみ感じ入るイアン。
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マジングループのマ・ジェグク会長の診察をするドクター・ベールとイアン・チェイス。
「昏睡状態にしたことで脳圧が下がり、これなら手術は可能です」イアンが、マ・ジョンア副会長(女性)に言う。
(おそらくアメリカからドクター・ベール率いる医療チームを呼んだのはマ会長本人だが、今は手術をするために昏睡状態となっている。)
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診察が終わると、イアンはチュ秘書に連れられ、マ副会長と話をすることになる。
マ副会長はイアンに、手術の邪魔をするよう遠回しに言う。
「医療チームに加わったことに疑問は? ドクター・ベールは人種主義者で東洋人を加えるはずがない。なら誰が、どんな理由であなたを加えたと? 気になりません?」
「要件は何でしょう」と冷静に対応するイアン。
「望みを聞かせて。望みや失うものがない人とは、取引きしないので」
イアンがありませんと答えると、マ副会長は「あるでしょう」と言って封筒を差し出す。
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ヨンドはマジン病院のトイレでイアン・チェイスと遭遇する。
イアンはジャケットについたアイスクリームのシミを洗っており、ヨンドはその光景を、18年前に見た男子高生と重ねて観察する。
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ヨンドはイアンに話しかけ、
「昔、短期間だけチャンビ洞の児童養護施設にいました。最近、当時の写真を目にしたんですが…、その写真はチェ・ジョンミンの事件の証拠品でした。写真や施設の記憶は?」と尋ねる。
「なぜ僕が彼の事件について知ってると?」
「覚えてませんか?」
イアンはポケットからペンを落とし、ヨンドの視線をそらす。
「捜査は終結したとか」「はい」
「ではもう終わりに。場所や言葉を選ばずに聞かれると、気分が悪い」
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その後の講義で、ヨンドは、ミュンヒハウゼン症候群の例をあげ“嘘の見抜き方”について話す。
講義内容から、イアンが嘘をついてることをヨンドが見抜いていたことがわかる。
その講義を外から覗き見るイアン。それに気づいてる様子のヨンド。
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出典元:Netflix
人通りの少ない夜のプンジ公園で、ホームレス(龍山駅構内のロッカーに自白書を入れた)が男(ホームレス)に話しかけている。
「もしだまされてたのなら、俺は、18歳の子にだまされたことになる。それはかなり不愉快だ」
ホームレスが話している間、酒を飲み続ける男。
ホームレスは酒瓶を持ち上げ、「礼儀がなってないな。俺が話してるのに」と言って男の頭に酒瓶を振り下ろす。
ホームレスはバッグを持ってその場から立ち去る。(服装は同じだが、第3話で持っていたバッグとは別のもの)
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ホームレス傷害事件があったプンジ公園に向かう、強行班3チームの3人。
酒瓶で殴られたホームレスは、出血が多く危険だが、まだ息はある模様。
コ刑事は防犯カメラの映像を確認するよう部下たちに命じる。
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ダジョンがプンジ坂の停留所でバスを降りると、ちょうど携帯が振動する。
おそらく相手はイアン・チェイスで、99ビル1階のカフェで会わないかという誘いの電話。
「一体、何の用で…」と戸惑うダジョン。
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SELECTO COFFEE(カフェ)の2人掛けテーブルに座り、時計を確認するイアン・チェイス。
コーヒーの出来上がりを教える呼び出しベルが鳴り、イアンは立ち上がってレジへ向かう
そのタイミングでカフェを後にする、黒帽子をかぶった男がイアンの背後に映る。
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99ビルの前で、ダジョンと黒帽子をかぶった男がすれ違う。
男はマスクをしていないが、メガネを掛けており、口髭を生やしている。
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イアンがコーヒーのマグカップを持って席に戻ると、テーブルの上に紙ナプキンで折られた花が置かれている。
イアンはそれが何かわからない様子で周囲を見回す。すると、テーブルから紙ナプキンの花が落ちる。
それを拾ったところで、ちょうどダジョンがカフェにやってくる。
ダジョンを見て、嬉しそうに口角を上げるイアン。
対照的にダジョンは、チェ・ジュンの記憶が呼び起こされ、動揺して後ずさる。
そこにヨンドが現れ、震えるダジョンの肩を支える。イアンの口角が下がる。
【君は私の春】第7話〜第8話の考察
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前回は、“チュ・ヨンド精神科医院の診察室に現れた黒い帽子の男”=“ヨンドが18年前に居酒屋のトイレで見た男子高生”=チェ・ジュンとなるように考察しました。
ところが、第7話〜第8話を視聴して、それがチェ・ジュンではなくイアン・チェイスだったことが確定しました。
読んでいただいた方にミスリードを招いてしまったと思います。大変申し訳ありませんでした、、、
第7話〜第8話でわかったこと
※以下、兄=少年B , 弟=少年Aとします。
1.双子の兄弟は、1人分の出生届しか出しておらず、2人とも名前がチェ・ジョンミンだった。
出生届が1つしか出されていないことから、兄も弟もなく、チェ・ジョンミンという名前のみが戸籍登録されていることになります。つまり、どちらかが“チェ・ジョンミン”で、どちらかが“名前なし”ということではないと思います。また母親が双子(一卵性双生児)を育てる上で、2人を区別する呼び名は必要です。
2.祈祷院に入れられたのは少年B(現イアン・チェイス)のみで、1992年12月〜1994年12月の2年間ほど在籍していた。
少年Aがナヌムジェイル教会に来たのが、1994年12月なのかそれ以前なのかは今のところ不明です。
3.1994年春に、ヨンドと少年Bは祈祷院で会っていた。
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・母親は少年Bに風邪薬を飲ませたあと、寒くないように布団をかけてあげている。
これが、息子に対する愛情からなのか、祈祷院に入れることに対する申し訳なさなのか…。
・祈祷院で目を覚ました少年Bは「僕の弟はどこに? 母さんは?」と言っている。
父親の存在を口にしていないことから、母子家庭だとわかる。
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・キム・ミョンジャに「2人のうち1人は出生届も出してないのね」と言われた男性職員は、どこか照れくさそうに「仕事に戻れ」と言う。
まるで自分が当事者であるかのように、やや得意げに。
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・第5話冒頭(2003年)で顔にアザを作って倒れていた女性と、第7話で少年Bに風邪薬を飲ませた母親はおそらく同一人物。どちらも床が黄色いことから同じ家である可能性が高い。
→以上のことから、祈祷院の男性職員=双子の父親という説は依然濃厚だと思われます。
1994年頃に祈祷院の犯罪が明るみに出て男性職員は捕まり、チェ・ジョンミンは実の母親と暮らします。そして2003年、男性職員は釈放され、母親とチェ・ジョンミンが暮らしている家にやってきます。(予想)
(以下予想)
父親は出生届を1人分しか出さず、1人を違法養子縁組させようとする。そのことに反発した母親は、双子が物心つく前に夫と離婚し、女で一つで2人の子供を育てた(双子は父親の顔を知らない)。
ところが1992年12月、何かが起きる。元夫が家に押し入り風邪を引いていた兄を祈祷院に連れて行ったのかもしれないし、お金に困り兄を売ることにしたのかもしれない…。
イアン・チェイスは二重人格?
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前回は、1994年12月に少年Aと少年Bは服をチェンジし、アメリカに送られたのが少年A(弟)で、クリスマスツリーに隠れていたのが少年B(兄)という考察をしましたが、誤りでした。
正しいのは、見た通りのまま、アメリカに送られたのが少年B(兄)で、クリスマスツリーに隠れていたのが少年A(弟)です。
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そして2003年。左の帽子をかぶっている青年B(少年B)がイアン・チェイス、右の学生服を着ている青年A(少年A)がチェ・ジュン。
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青年Bは、青年Aの学生服に着替え、代わりに家に戻る。
そこで祈祷院の男性職員(双子の父親(仮))と対峙する。
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その後、居酒屋のトイレで衣服を洗っているときにヨンドと再会する。
青年B=イアン・チェイスは、アメリカに戻る。
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イアン・チェイスは来韓し、チェ・ジュンのふりをしてチュ・ヨンド精神科医院を訪れる。(第1話)
そしてヨンドの足を踏みつける。
つまり、ソシオパスはイアン・チェイス。
根拠↓
・韓国人なら誰しもが知ってるはずの、親しい間柄の人に対する呼び方、イデン(イデナ)やイアン(イアナ)など、を知らない。そして韓国人が好きな辛いものが苦手。
→幼少期にアメリカへ渡ったため。
・第1話(53:32)でヨンドがダジョンの浴室のシャワーヘッドを壊したあと、精神科医院に戻ると、受付に黒帽子をかぶった男がいる。男はアメリカ国籍で、受付の男性(ナ・ミンジェ)から「パスポートがないなら保険は適用できませんが、いいですか?」と言われている。
→パスポートにはイアン・ノーマン・チェイスと書かれているため、提示すればチェ・ジュンでないことがバレてしまう。
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・祈祷院時代、同じようにヨンドの足を踏みつけている。
→2003年に居酒屋のトイレで会った時も、チュ・ヨンド精神科医院を訪れた時も、イアン・チェイスは、ヨンドが1994年春に祈祷院に来た少年であることを認識してる可能性が高い。
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帽子をかぶっていないチェ・ジュンは、おそらくチェ・ジュン本人です。ヨンドに、ダジョンのことを「あの女だ」と言ったのもチェ・ジュンだと思います。(第1話 1:11:12)
好きな女性の階下に住んでる男(ヨンド)から、いきなり理由もわからず「あの人に会うな」と言われ、チェ・ジュンは敵対心を燃やして「あの女だ」と反発しただけなのかもしれません。
そのあとヨンドに「ソシオパス」と言われ、チェ・ジュンがやや動揺の色を目に浮かべたのは、「ソシオパスである兄が現れた」ことに気づいたから?
その後、しばらくダジョンを避けていた期間に、チェ・ジュンはイアン・チェイスと接触した可能性があります。
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第6話(1:08:44)で、イアン・チェイスがトンネルの中で会ったのは、チェ・ジュンではなく、黒い帽子をかぶった自分自身の虚像だと思われます。
こうなるとイアン・チェイスが二重人格である可能性も視野に入れなければなりません。その場合、情報提供者=イアン・チェイスないし真犯人=イアン・チェイスということも十分考えられます。
(以下予想)
2020年秋、チェ・ジュンは1994年12月にナヌムジェイル教会で出会った初恋の女性 カン・ダジョンを見かける。
以降、2ヵ月間にわたりダジョンをつけまわす。(純粋にダジョンのことが好きだったから)
黄色い紙で折った花をダジョンに渡した日以降、チェ・ジュンがダジョンを避けていたのは、イアン・チェイスからなるべくダジョンを遠ざけるためだった。
しかし、イアン・チェイスはダジョンのことを知っており、チェ・ジュンに3件の殺人の罪をかぶって自殺すればダジョンには手を出さないと約束する。
→現在、イアン・チェイスは、別人格の自分が犯した3件の殺人事件の犯人がチェ・ジュン(弟)であると思い込み、弟の自殺の真実を突き止めようとしている。
※通常モードのイアン・チェイスと、別人格のイアン・チェイスは、互いに干渉できず記憶を共有することはできない。
1件目の被害者、キム・ミョンジャを殺害したのはイアン・チェイス(青年B)で、居酒屋のトイレで衣服を洗っていたのは返り血を浴びたため。
殺害動機は、祈祷院時代の恨み。何度も刺したのは古いナイフだったからではなく、キム・ミョンジャに対する憎悪の深さ。
ヨンドが「2003年 安岩洞 高校生」で事件検索をかけてもヒットしなかったのは、青年Bが被疑者として捜査線上に浮上しなかったから。
→2003年、青年A(チェ・ジョンミン)の家に男性職員が押し入り、暴力をふるってきたが男性職員は転んで死亡する。その件で青年Aは警察署にいたため、透明な存在である(戸籍が存在しない)青年Bは、双子であるとバレない限り たとえ誰かに殺害を目撃されたとしてもアリバイが成立する。
2件目の被害者、イ・ジョンボム刑事はやはりナヌムジェイル祈祷院で育った孤児で、キム・ミョンジャ殺害事件の真相を追っていくうちに、チェ・ジョンミン(現イアン・チェイス)にたどり着く。
「彼は僕のことを知りすぎていた」ため、イアン・チェイスはジョンボムを殺害した。
3件目の被害者、チョ・グァンフンもおそらくは祈祷院育ちで、友人のジョンボムからキム・ミョンジャ殺害事件について相談を受けており、真実を知っている可能性があると思ったイアン・チェイスは、彼を問いただしたのち99ビル3階で殺害する。
2003年、ヨンドは、衣服についた血を洗い流してるイアン・チェイスを目撃しており、別人格であるイアン・チェイスに命を狙われてる可能性あります。医院の診察室を訪れたのは、ヨンドの反応を確めるためだった?
なるべく二重人格設定は避けたかったのですが、アメリカに送られたのが少年B(イアン・チェイス)で、クリスマスツリーに隠れていたのが少年A(チェ・ジュン)とすると、これまでのイアン・チェイスの振る舞いから二重人格を疑わざるをえません。
そしてイアン・チェイスが二重人格であった場合、全ての辻褄が合ってしまいます…。
ホームレスと黒ずくめの男は同一人物?
ホームレスについて
ホームレスが初登場したのは第3話(52:03)です。
・2021年1月24日22時10分に、チェ・ジュンが龍山駅構内の99番ロッカーにオルゴールを入れる。
・その2時間半後、1月25日0時35分にホームレスが再びロッカーを開け、自白書が入った封筒を入れる。
龍山駅構内の監視カメラの映像をチェ刑事が調べていると、上記の事実が判明する。
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出典元:tvN公式サイト
コ刑事とパク刑事はそのホームレスに会いにいく。
チェ・ジュンに5万ウォンを渡され、“急いでいて構内に入る時間がない”から、代わりに封筒をロッカーに入れてほしいと頼まれたという。
暗証番号は、チェ・ジュンが代表理事を務める投資会社の名刺に「99 – 7641」と書いてあった。
その際、封筒の中に現金が入ってないか確認するために手紙を触ったらしく、照会できない指紋は、手荒れがひどいホームレスのものだとわかる。
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第4話(33:31)
出典元:tvN公式サイト
イアン・チェイスはアメリカの優秀な医療チームのメンバーで、マジングループのマ会長を治療するために来韓した。
そのニュース映像に、イアン・チェイスの顔が映し出されると、どこかのネットカフェで驚きに立ち上がる人物がいる。(ホームレスという確証はなし)
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第8話(42:42)
出典元:Netflix
人通りの少ない夜のプンジ公園で、ホームレスが男に話しかけている。
「もしだまされてたのなら、俺は、18歳の子にだまされたことになる。それはかなり不愉快だ」
18歳で思い当たるのは、2003年のときに18歳だった、イアン・チェイスとチェ・ジュン(チェ・ジョンミン)です。2003年に、双子のどちらかがこのホームレスと接触していたことになります。
「もし」と言っていることから、まだ確定事項ではないが、だまされていた可能性がある、つまり想定外の出来事が起こったということ。イアン・チェイスの来韓に関係している?
ホームレスが話している間、酒を飲み続ける男。
ホームレスは酒瓶を持ち上げ、「礼儀がなってないな。俺が話してるのに」と言って男の頭に酒瓶を振り下ろす。
ホームレスはバッグを持ってその場から立ち去る。
情報提供者と黒ずくめの男について
第1話(20:58)
出典元:tvN公式サイト
白衣を着た謎の人物が、99ビル殺人事件についてのヨンドのインタビュー映像を見ている。
机の上には、ジッポライターが置いてある。
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第2話(5:40)
出典元:tvN公式サイト
チェ・ジュンがダジョンに黄色い紙で折った花を渡してる場面を、黒い帽子をかぶった男が陰で撮影している。
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出典元:tvN公式サイト
翌日、白衣を着た謎の人物の携帯に、チェ・ジュンとダジョンの写真が送られてくる。
チェ・ジュンとダジョンを盗撮した男は、白衣を着た謎の人物の仲間?と思われる。
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第4話(33:31)
出典元:tvN公式サイト
イアン・チェイスはアメリカの優秀な医療チームのメンバーで、マジングループのマ会長を治療するために来韓した。
そのニュース映像に、イアン・チェイスの顔が映し出されると、どこかのネットカフェで驚きに立ち上がる人物がいる。黒帽子をかぶった男だと確定。
(根拠:パク・ホ刑事を刺した男と履いている靴が同じ。)
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第6話(20:07)
出典元:tvN公式サイト
パク・ホ刑事は、イアン・チェイスの尾行中、黒ずくめの怪しい男を発見する。
男の後を追い、「すいません、そこの方」とパク刑事が言う。男は立ち止まり、監視カメラの位置を確認したのち、不意に走り出す。
パク刑事は監視カメラのない袋小路に誘い出され、油断したところで男にナイフで刺されてしまう。
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パク刑事を刺した男は、監視カメラの死角を通って動いていたため、警察は男の動きを洗い流せなかった。
ホームレスならプンジ洞周辺の地理にも詳しく、監視カメラの位置を確認して回っていても怪しまれないのでは?
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第8話(30:50)
イアン・チェイスとノ弁護士はマンションの一室で話をしている。
「家宅捜索で散らかった物を整理して、他はそのままです」とノ弁護士。
イアンは引き出しを開け、中にあるものを真顔で見つめる。(引き出しの中には、何かの書類や封筒、本のようなものが入っている。)
「玄関の暗証番号を変えては? ここに来るおそれが」
ノ弁護士の言葉に、「変えません」とイアンは答える。「ここに来てもらわないと」
イアンたちのいるマンションの前を、黒ずくめ(黒帽子に黒マスク)の男が歩いている描写。
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第8話(35:40)
出典元:Netflix
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第8話(1:03:39)
出典元:tvN公式サイト
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カフェの入り口付近で男はダジョンとすれ違う。口髭を生やしていることがわかる。
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イアン・チェイスがコーヒーを持って席に戻ると、テーブルの上に紙ナプキンの花が置かれている。イアンはそれが何かわからない様子で、周囲を見回す。
【君は私の春】第7話〜第8話の感想・まとめ
情報提供者とホームレスと黒ずくめの男について考察したいことがあったのですが、前回考察ミスをしてしまったので、今回はこの辺で考察自粛したいと思います。(本当は頭使いすぎて疲れてしまっただけ…笑)
そういえば、99ビル1階のカフェによく来るカップル役の2人、ナム・ジュンギュとソ・スミンという俳優さんなんですが、2人は私生活でも仲がよく、共通の友達も多いそうですよ。
あと、賢い医師生活2の第6話(36:05)にミン・アリ役の子が一瞬だけ出てました。
なんの報告?(笑)
今回も長くなってしまいました。最後まで読んでくださりありがとうございました!!
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