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韓国ドラマ【君は私の春】第5話~第6話の内容を整理し、伏線回収箇所の確認や謎考察をしています!
※ここからネタバレになります。第6話まで視聴してない方や、自分で展開を予想しながら見るのが好きな方は読まないようにしてください!!
【君は私の春】追加キャスト(公式)
イアン・チェイス役|ユン・バク
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イアン・チェイス(36)|神経外科専門医
# マジングループのマ会長の治療のために、ドクター・ベールのチームに合流することになった韓国系アメリカ人医師。
ノ・ヒョンジュ役|チ・ヘイン
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ノ・ヒョンジュ(33)|弁護士
# チェイスの顧問弁護士。法的助言から個人的な用事まで引き受けている。
クリス・ベール役|ポール・バトル
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クリス・ベール(48)|神経外科教授
# マジングループのマ・ジェグク会長の治療のために入国した医療チームのリーダー
マ・ジョンア役|ソ・ジヘ(ソ・ウンギョン)
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マ・ジョンア(52)|マジングループ副会長
# マジングループの長女
# 経営権の引き継ぎをめぐる激しい争いから撤退を余儀なくされている。父であるマ・ジェグク会長の手術を前に、ドクター・チェイスに秘密の取引を持ちかける。
【君は私の春】人物相関図
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【君は私の春】第5話〜第6話の内容整理
※ダジョン視点は黄、ヨンド視点は緑、イアン・チェイス視点はオレンジ、プンジ警察署強行班3チームは紫、正体不明の人物はグレー、それ以外は青の枠で囲っています。色は覚えなくて大丈夫です。
第5話
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2003年3月、ソウル。
ホテルの部屋の手洗い場で、青年Aが額の傷を手当てしている。顔の傷跡からヨンドが居酒屋のトイレで見た男子高生と思われる。
そのあと、同じ部屋にいる青年B(ベージュのコートを着て鼻の下が血で滲んでいる)に、タオルと着替えを投げやり、「体を洗え。着ろ」と言う。
同じトレーナーを着て、テーブルに向かい合う2人。テーブルにはルームサービスの料理が置いてある。
青年Aは、青年Bに「忘れるな。僕が、お前のために何をしたか。影は、光を求めたらダメだ。消えてしまうから」と言う。
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12時間前。
物騒な音が響くアパートから青年Bが逃げ出したところで、来韓した?青年Aと鉢合わせる。
青年Bは制服姿(名札はチェ・ジョンミン)で鼻血を出しており、青年Aは黒い帽子とベージュのコートに身を包んでいる。
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青年Aは、青年Bの制服に着替えて、代わりにアパートに戻る。
部屋中が散らかっており、ひび割れた写真立て(母と思しき女性と青年Bが2人で撮った写真)が床に落ちている。
寝室を覗くと、母と思しき女性が仰向けに倒れており、意識はないが死んでいるかは不明。
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水が流れる音が聞こえ、トイレから中年の男が現れる。「すぐ戻ってくると思ったよ、こっちに来い」と男は言う。
酒に酔っており、おぼつかない足取りで、青年A(青年Bに扮した)に攻撃してくる。
瓶や椅子を投げつけられ、額から血を流す青年A。
男は床から木片を拾い上げ、青年Aの方に向かってくる。ところが、床に転がっていた酒瓶を踏んでしまい、倒れた拍子に、落ちていた木片の 尖った部分が頭に刺さってしまう。
男は頭から血を流し、体を痙攣させている。男は携帯電話で助けを呼ぼうとするが、青年Aが携帯を奪ってそれを阻止する。
その光景を外から見て、戦慄する青年B(ベージュのコートを羽織っている)。
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現在。
イアン・チェイスは、「チェ容疑者 3件の殺人を自白」という記事を見たあと、記事に載っていた写真の建物(チェ・ジュンが自殺した)に向かう。
そこでヨンドと遭遇し、2人は初対面を果たす。
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ヨンドは夜食を持ってプンジ警察署を訪れる。
署内にいたのはチェ・ソンジュン刑事のみで、コ・ジンボク刑事は不在だった。
捜査状況を記したホワイトボードをヨンドに見られないように体で隠すチェ刑事。上(署長)に“早く事件を解決しろ”と言われているという。
すると、イアン・チェイスから警察に連絡がある。
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プンジ警察署に、弁護士とともにやってきたイアン・チェイス。ちょうどコ刑事が戻ってくる。
「知りたくなりました。僕が韓国にいない間に何があったのか。なぜ、ああしたのか。事実なのか」と、イアンは警察署に来た理由を述べる。
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ヨンドは、事件状況を記したホワイトボードを見つめながら、“18年前に見た男子高生”と“診察室に現れた黒い帽子をかぶったチェ・ジュン”、そして“工事中のビルで初対面を果たしたイアン・チェイス”を頭の中で見比べる。
聴取が終わり、署を出ようとするイアンに視線を送るヨンド。
イアンもヨンドに視線を向けていたが、最後はまばたきしながら目線をそらし、そのまま去っていく。
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イアンは事件記録を見に署に来たが、法的には他人だから見せなかったとコ刑事。
チェ・ジュンの葬儀のことで後日弁護士から連絡がくることを伝えると、チェ刑事は「葬儀をする気だな。あんな人間でも家族だと?」と皮肉をこぼす。
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翌日、イアンがホテルに戻ると、マジン病院のチュ秘書が「ベール先生が来る前にお話が。マ副会長がチェイス先生に会いたいそうです」と言う。
「用件は不明?」「はい」
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イアンはカフェの中からパク・ホ刑事に気づき、外に出るが刑事の姿はどこにも見当たらない。路地裏を進んでいくと、どこかから女性の悲鳴が聞こえる。
パク・ホ刑事が腹部から血を流している描写。
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一方、コ刑事は1件目の殺人の被害者 キム・ミョンジャの旦那とどこかの飲食店で会っている。
「大したことは覚えていませんが、あの時 若い刑事(イ・ジョンボム)に聞かれたのは、妻が通っていた教会や祈祷院についてでした」と旦那。
「祈祷院? もしかして1994年頃の話ですか?」とコ刑事。
第6話
救急医療センターの前でサイレンを鳴らした救急車が止まる。バックドアが開くと、中からストレッチャーに乗せられたパク・ホ刑事とイアン・チェイスが降りてくる。
現在手術できる医師がいないと告げる病院スタッフに、イアンは「僕が執刀します」と言う。
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手術中、遅れて病院にやってきたコ刑事とチェ刑事。
コ刑事は、イアンがパク・ホ刑事を刺したと思い込み、冷静さを欠いている。
「繰り返しちゃダメだ。絶対に」と、コ刑事は壁を殴りつける。
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手術室から出てきたイアン・チェイスの胸ぐらを掴むコ刑事。
対してイアンは、「刺された人を病院に連れてきました。何が起きたかは患者に聞いてください。命は助けました」と冷静に言う。
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パク・ホ刑事は、イアンの尾行中、黒マスクに黒帽子の怪しい男に見られていることに気づく。
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男の後を追い、「すみません、そこの方」とパク・ホ刑事が言うと、男は立ち止まる。監視カメラの位置を確認し、不意に走り出す男。追いかける刑事。
パク・ホ刑事は、まんまと監視カメラのない袋小路に誘い出され、油断したところを男にナイフで刺されてしまう。
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術後、目が覚めたパク・ホ刑事は、ナイフに対してPTSDの兆候が見られる。
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プンジ警察署にて、コ刑事は署長に詰られている。
パク・ホ刑事を刺した男は、監視カメラの死角を通って動いていたため、警察は男の動きを洗い出せなかった模様。
「同じ顔の男が現れたのは偶然ではありません。彼らは双子で1人は違法養子縁組されたかと」
コ刑事は意見を言うが、署長の耳には入らない。
ジョンボムのことばかりに気を取られて、新人のパク・ホ刑事に無茶をさせた。「病気の長男ばかり見て、次男を家に放置するのと同じ行為だ」と署長は言う。
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署長の言葉を耳にしたヨンドは、自身の幼少期(11歳)を思い出す。
ヨンドには病気の兄があり、輸血や骨髄移植、そして今度はヨンドの腎臓を分け与えなけらばならなくなる。
これ以上ヨンドを傷つけたくない父と、どうしても長男を助けたい母。
父は、母が絶対に見つけられない宗教施設 ナヌムジェイル祈祷院にヨンドを隠すことにする。
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ヨンドはチェ刑事から監視カメラの映像のUSBメモリを渡され、被疑者の行動分析を頼まれる。
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イアン・チェイスは、ロッカー式の納骨堂にチェ・ジョンミンの遺骨を収めている。葬儀を終えた模様。
そこに青年のチェ・ジョンミン(チェ・ジュン)が現れる。(幻覚)
イアンは、ジョンミンが3件の殺人を犯しているシーンを想像しながら、事件現場を見て回る。
3件目の殺人事件があった99ビルに行くと、1階のカフェでダジョンに会う。
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ダジョンになぜ来たのか問われ、「記録をたどりました」とイアンは答える。「何も知らずに生きられたら楽ですが、人違いされるので」
「そして記録の最後に、カン・ダジョンさんが。チェ・ジョンミンは、あなたのことも殺そうと?」
ダジョンが黙っていると、イアンは「すみません、答えなくていいです」と言う。
答えないのは分からないからだとダジョンは言う。
「私が知るあの人なら、違うはず。“暖かい部屋、ミカン、猫”そんな話をする人だったので。でもチェ・ジュンという人は、最初からいなかった」
ダジョンが「チャンビ洞にあった、ナヌムジェイル教会をご存知で?」と聞くと、イアンは「昔の記憶がほぼなくて」と答える。
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イアン・チェイスは、“チャンビ洞 ミドゥメ教会”をパソコンで調べている。ナヌムジェイル教会の、現教会名と思われる。
イアンは薬を飲み、ソファの背もたれに体重を預ける。
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睡眠前に思い出したイアン・チェイスの幼少期の記憶。「黒猫」の本が開いた状態で置いてある。
「すぐ売れそうだわ」「双子のほうが売れるけど」「お入りに」「1人はアメリカに送って…」
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睡眠後、水中に沈みながら見たイアン・チェイスの幼少期の記憶。ダジョンが教会に来る前、祈祷院の一室に監禁されていた時の記憶と思われる。
「ここはどこ?」「僕の弟はどこ?」「母さんは?」「この子が名前のない子?」「僕はチェ・ジョンミンです」「おとなしく…」「もう弟じゃない」「売れそう」「お前にも新しい母親ができる」
「ドクター・チェイス、聞こえますか?」
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第7話 予告
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11歳の自分が写る、ナヌムジェイル祈祷院で撮った写真を見て驚愕してるヨンド。
どうやらナヌムジェイル祈祷院に数日間寝泊まりしていた記憶を忘れていた模様。
【君は私の春】第5話〜第6話の伏線回収箇所
幼少期のヨンドが地面に刺さっていた飴(スティックキャンディ)を引き抜くシーン(第3話 10:55)と、ミランのピザ店の会計台に置いてある写真立て “病室でダジョンとテジョンが写ってる写真”(第4話 27:05)の回収が、第5話のラストにありました。
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1994年春、弟 テジョンが虫垂炎のためミョンイン病院に入院していた。母もダジョンも病院に泊まっていた模様。
ダジョンは母から小遣いを渡され、病院前の広場のベンチで牛乳と菓子パンを食べている。
ベンチの隣には灰皿があり、地面に生えたタンポポの上に吸い殻がたくさん落ちているのを発見する。
ダジョンは、木の棒で吸い殻を移動させ、タンポポを守るように、タンポポの周りを吸い殻で囲う。
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ヨンドの兄 ヨンジェが入院していたのもミョンイン病院だった。
兄が亡くなった日、病院前の広場で、ヨンドは吸い殻で囲まれたタンポポを発見する。
しゃがみこんで何やら作業をするヨンド。
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翌日、テジョンは無事退院することになる。同室のおばさんから飴をもらうが、DV男のいる家に帰らなければならず2人とも塞ぎ込んでいる。
帰り道、俯きがちに歩いていたダジョンは、病院前の広場であるものを発見して笑顔になる。
ダジョンはタンポポのそばに飴を刺し、駆け足になって母の後を追う。
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ダジョンが見たのは、吸い殻ではなく、石ころでぐるりと一周囲われたタンポポだった。
そのあと、ヨンドはタンポポの横に刺してある飴を引き抜いて笑みを浮かべる。
兄の死と母の拒絶に落ち込んでいたヨンドにとって、そしてDV男のいる日常に戻らなければならず塞ぎ込んでいたダジョンにとって、見知らぬ誰かとのこの些細なやりとりは励ましだったに違いありません。
ヨンドは今でも同じ飴を常備し、自分がそうであったように、第3話ではダジョンを元気づけようと飴を渡しました。
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ダジョンは辛くて挫けそうな時、自分を守ってくれるおまじないのように、自分自身を囲って耐えています。
春に花を咲かせるタンポポ。
ミョンイン病院で、お互いを認識していたかは不明ですが、「君は私の春」というタイトル通り、この頃から2人の愛は、離れていても育まれていたのかもしれませんね。
【君は私の春】第5話〜第6話の考察
チェ・ジュンとイアン・チェイスの生い立ち
根拠①
第6話の、コ・ジンボク刑事とキム・ミョンジャの旦那の会話より、
(故)イ・ジョンボム刑事が、上司であるコ刑事に何の報告もせず、ナヌムジェイル教会や祈祷院について独自で調査していたことが判明します。
「祈祷院? もしかして1994年頃の話ですか?」と聞いているので、コ刑事は、キム・ミョンジャと祈祷院の繋がりさえ知らなかったことになります。
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おそらくこの職員の女性が、キム・ミョンジャ。
また、「1994年頃」と限定してることから、ナヌムジェイル教会・祈祷院の犯罪が世間に露呈し、廃院になったのもちょうどその頃だとわかります。
つまり、ダジョンが初めて教会へ行った「1994年12月」の直後に祈祷院の犯罪が明るみに出たということです。
根拠②
ヨンドが警察署でイアンを見つめているシーン。
ヨンドは18年前に見た男子高生がキム・ミョンジャ殺害に関与してるという疑念を捨てきれていません。
そこで、自分が見た男子高生がチェ・ジョンミンだったのか、イアン・チェイスだったのか見極めています。
イアン・チェイスは、警察署を出る際、まばたきしてヨンドから視線を外します。
根拠③
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2003年に双子が再会したシーン。
アメリカに送られた青年Aは、高級そうなコートを羽織り広いホテルに泊まっていたことから、運良く裕福な家庭に引き取られたことがわかります。
反対に、韓国に残った青年Bは、古いアパートに暮らし、貧しいことがわかります。
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また、“母と思しき女性と一緒に撮った写真”を写真立てに入れて飾っていたことから、母子関係は良好なことが伺えます。
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そしてこのDV男。
最初は、青年Bが引き取られた家庭の主人がDV男だったんだなと思ったのですが、実はこの男、ナヌムジェイル祈祷院の元職員の男性なんですよね。
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画像ではわかりにくいんですが、左目の下にあるほくろの位置が一致し、喋り方と声も似ています。
→双子の父親が、この男性職員だと仮定します。
根拠④
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第5話冒頭より、
顔の傷跡から、ヨンドが18年前に見た男子高生は、アメリカに送られた青年Aだとわかりました。
青年Aの衣服に血がついていたのは、返り血ではなく、第5話冒頭で男に瓶や椅子を投げつけられたから。
なぜ居酒屋のトイレで衣服を洗っていたのかはわかりませんが、
青年Aがキム・ミョンジャ殺害以外の理由で、衣服の血を洗い流していた状況に説明がつきました。
根拠⑤
ナヌムジェイル教会にいた2人の少年の区別
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ダジョンの頭をなでた子を少年A、ダジョンに「バカ」と言った子を少年Bとします。
少年Aは冬の寒い時期だというのに“グレーの長袖シャツ”一枚しか着ておらず、反対に少年Bは時節に合う“黒のジャンパー”を着ています。
第2話(41:16)の、ヨンドの「ソシオパス」についての講義によると、
「ソシオパスはサイコパスとは違い、脳の構造に問題はありません。しかし大脳皮質の反応が他の人と違う。“母親(オムマ)”と“厳守(オムス)”という単語を見せると、通常は感情的な言葉である“母親”に、強く反応します。ですが、ソシオパスは“母親”を見て、側頭葉の血流が増加。これは計算する時に起こる反応です(=“母親”に興味を示さない)。ソシオパスは感情的反応を計算し、周りに溶け込んでいるのです。問題は、その計算の速さです。あたかも共感力が優れてるかのように、見えてしまうほどなのです。
ヨンドの講義を聞くと、ソシオパスの素質があるのは、集合写真に加わらずダジョンに「バカ」と言った少年Bではなく、集合写真に加わり周囲に溶け込んでいる少年Aの方だと思います。
そして、第6話ラストのイアン・チェイスが幼少期の記憶を振り返るシーン。
睡眠前に思い出した記憶を①、睡眠後に水中に沈みながら見た記憶を②とします。
・①より、黒いジャンパーを着た少年Bが現イアン・チェイスだと判明しました。
・②より、「弟はどこ?」と言ってることから、少年Bが兄で、少年Aが弟だとわかります。
・少年Bの記憶①は、集合写真を撮った後から、ダジョンが『黒猫』の本を入手するまでの間に起こった出来事です。
※集合写真を撮った時、ダジョンが抱えていた本は『幸福な王子』なので、この後、「白雪姫→仙人ときこり→黒猫」と教会と家を往復します。
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→教会前の広場、本が積まれた机のそばには職員が誰もおらず、『黒猫』の本が開いた状態で置いてある。
職員たちは本を抱えた子供たちと集合写真を撮ったことで、慈善活動アピールを終了したということ。
ダジョンは『黒猫』の本を職員の手を介さずに、勝手に交換して持ち帰った可能性あり。
→男性職員は「お入りに」と海外の夫婦を敷地内に招き入れている。
→耳がいい少年Bは、その時、男性職員の「1人はアメリカに送って…」という声を聞く。
男性職員はこの日に兄をアメリカへ送り、弟のほうも後日どこかへ送ろうと画策している。
→男性職員は少年B(兄)を捕まえ、海外(アメリカ)の夫婦のもとへ連れて行こうとする。
・②で、「この子が名前のない子?」という女性職員の声に対し、「僕はチェ・ジョンミンです」と自分にはちゃんと名前があることを訴えている。
→「名前のない子」=「海外に違法養子縁組される子」という意味だと予想。
→「母さんは?」と言ってることから、②は祈祷院の部屋に監禁された時のものだとわかる。
→ 「僕はチェ・ジョンミンです」と言ってることから、少年Bの本名はチェ・ジョンミンだったということ。=現イアン・チェイス
※第6話時点では、チェ・ジュンの本名がチェ・ジョンミンという認識ですが、実は、イアン・チェイスの本名がチェ・ジョンミンだった。という仮説。
根拠⑥
第4話で、捜査し直すことに決めたコ刑事が、ナヌムジェイル教会を訪れたシーン。
現在、ナヌムジェイル教会(現・ミドゥメ教会)を管理してる男性の発言↓
「(当時は)教会とは名ばかりで実際は違いました。牧師も偽物でしたから。道の先にある児童養護施設を運営してましたが、犯罪の温床でした。失踪児童の監禁、違法養子縁組、児童虐待。刑務所行きになった人もいました」
根拠①〜⑥を踏まえた考察
双子の兄弟は、祈祷院の男性職員の息子だった。
母は優しかったが、父は暴力的で、息子2人を違法養子縁組させようとしている。
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1994年冬
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ダジョンは弟を連れてナヌムジェイル教会へ行く。目的はパンをもらうことだったが、飢えた心を満たしてくれると『人魚姫』の本をもらう。
ウソだったとぼやくダジョン。走ってきた弟とぶつかった拍子に本が地面に落ちる。
その本を拾い上げ、ダジョンの頭をなでる少年A(グレーの長袖シャツ)。
ダジョンは耳を赤くしながら、弟を連れて家に帰る。
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ダジョンは家に帰ると人魚姫がどうして泡になったのか母に尋ねる。
『人魚姫』が人生が台なしになった話だと知り、教会に戻って別の本と交換してもらう。
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出典元:tvN公式サイト
『幸福な王子』に交換してもらったあと、先程の少年になぜ頭をなでたのか尋ねると、「僕はなでてない、バカ」と言われ、憤るダジョン。
帰ろうとしたダジョンを職員の女性が引き止め、集合写真に加わることに。
ダジョンの隣には少年Aがいて、「バカ」と言った少年B(黒のジャンパー)は集合写真に加わらず物陰に隠れている。
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ダジョンは家に帰り、母に『幸福な王子』について尋ねる。『幸福な王子』が“親切なカラスが死んだ話”だと知り、教会に戻ることにする。
「家→教会(白雪姫と交換)→家→教会(仙人ときこりと交換)→家」と往復するダジョン。
『仙人ときこり』が“バカな仙人の話”だと知り、また教会に戻ることにする。
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少年Bは男性職員(父親)に捕まり、アメリカの夫婦と対面することになる。
少年Bは韓国に残って母とともに暮らしたいと思っており、そのことを少年Aに伝える。ソシオパスの少年Aは母親に対して関心がなく、2人は服装をチェンジする。
少年Aは黒のジャンパー姿になり、少年Bはグレーの長袖シャツ姿になる。
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出典元:Netflix
ダジョンが教会に戻ると、職員は誰もおらず、本が積み重なった机の一番上に『黒猫』の本が開いた状態で置いてあるのを見つける。
ダジョンは勝手に、『仙人ときこり』と『黒猫』を交換する。
そのあと、クリスマスツリーの飾り(鐘の形のチョコレート)を2つ取ろうとする。1つ落ちてしまい、拾おうと腰をかがめると、ツリーの中に少年Aに扮した少年B(グレーの長袖シャツ)がいることに気づく。
少年Bは「静かに」というジェスチャーをしたあと、鐘のチョコレートを拾ってダジョンに渡す。
その帰り道、少年Bに扮した少年A(黒のジャンパー)が車でどこかへ連れて行かれる光景を目にする。アメリカへの違法養子縁組。
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後日、ナヌムジェイル教会・祈祷院の犯罪が露呈し、男性職員(双子の父親)は刑務所行きになる。
少年Bは違法養子縁組されずに済み、母とともに、本名 チェ・ジョンミンとして生きることになる。
少年A(本名不明)は、アメリカ人の家庭に引き取られ、里親にイアン・チェイスという名前をつけられる。
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2003年春
出典元:tvN公式サイト
しかし2003年、男性職員(双子の父親)は釈放されてしまう。
そして青年B(チェ・ジョンミン)と母が暮らしていた家に押し入り、酒を飲み、暴力を振るう。
→第5話冒頭に続く。
青年A(イアン・チェイス)が青年Bに言ったセリフ。「忘れるな。僕が、お前のために何をしたか」は服装をチェンジした2回分(少年の時と今回)のことについて言ってると予想。
(キム・ミョンジャも刑務所に入っており、同じころ釈放され、真犯人に殺された?)
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その後、青年Aと青年Bは、今後も入れ替わることにする。(理由は今のところ不明)
青年Bが英語を勉強する期間を設け、青年Aはチェ・ジョンミンとして、青年Bはイアン・チェイスとして生きることになる。
そして、青年Aはチェ・ジョンミンからチェ・ジュンという名前に変える。
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2020年冬
※まとめ
・少年A(本名不明)→青年A(イアン・チェイス)→2003年→青年A(チェ・ジョンミン)→大人A(チェ・ジュン)
・少年B(チェ・ジョンミン)→青年B(チェ・ジョンミン)→2003年→青年B(イアン・チェイス)→大人A(イアン・チェイス)
第6話(1:03:26)のダジョンのセリフ↓
「でもチェ・ジュンという人は、最初からいなかった」 に対する脚本家が用意した答えは、
『少年Aの本名はチェ・ジュンだった。』
つまり、ダジョンの前で「“暖かい部屋、ミカン、猫”そんな話をする人だった」男は、本名チェ・ジュンとして、嘘偽りなく、ダジョンと真摯に接していた…。
その他の考察
ダジョンが「黒猫」を勝手に交換していた可能性
出典元:tvN公式サイト
ナヌムジェイル教会の職員が“重大な記録”を本の間に挟んでいたとして、風でページがめくれ、ダジョンがそれに気づかず、勝手に『黒猫』を持ち帰ってしまったとしたら、
現在、ダジョンは真犯人に狙われている可能性が出てきます。
たとえば、ナヌムジェイル教会・祈祷院を陰で運営していたのがマジングループで、それはまだ露呈していない事実だった。(妄想)
釈放されたキム・ミョンジャはそのことを知っており、口封じのために殺害された。
そして、ダジョンが持ち帰った『黒猫』の本の間に、ナヌムジェイル教会とマジングループの関係を証明する記録が挟まっていた。(妄想)
教会関係者はその記録と『黒猫』がないことに気づく。思い当たる人物は、何度も本を交換しにきたダジョンという少女。
教会関係者は『黒猫』を取り返しにダジョンの家に行ったが、すでにダジョンは母と弟とともに家を出てしまっていた。
【君は私の春】感想・まとめ
今回の考察は難易度が高すぎてめちゃめちゃ疲れました。(笑)
感想を書こうと思ったけど、もう脳が働かない…(笑)
他にも書こうと思ってた考察あったけど、なんだっけ…
ああ!! 前回の考察記事で、チェ・ジュンとダジョンを盗撮してた黒帽子の男、もう出番がないちょい役と思ってましたが、もしかするとパク・ホ刑事を刺した男かもしれませんね…!
今回も長くなってしまい、最後まで読んでくれた方には感謝しかないです!!
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